犬の避妊手術実施率が驚きの82%! 398人の飼い主調査
株式会社エイトが運営する「ドッグフードの神様」が、全国の犬の飼い主398人を対象に実施した「愛犬の避妊手術」に関する調査結果が発表されました。ここでは、その結果を詳しく見ていきます。
愛犬の避妊手術実施率
調査によると、82%の飼い主が愛犬に避妊手術を受けさせたことがあると回答しました。避妊手術を行わなかった、今後もする予定がないという人は14%、今後予定ありと答えた人は4%と、実施している飼い主が圧倒的に多数という現状が浮かび上がりました。実施している飼い主の多くは、愛犬の健康面を重視して手術を選んでいるようです。
避妊手術の実施時期
飼い主が愛犬の避妊手術を行った時期については、最も多いのが「1〜2歳」で28%、続いて「7〜11ヶ月」が26%、「0〜6ヶ月」が23%という結果でした。このことからも、早期に手術を選ぶ傾向が顕著に見られます。初めてのヒートを迎える前や、1回目のヒートの後に手術を受けるケースが多いようです。
決断の背景
避妊手術を決断した理由についての調査結果、最も多い回答は「病気予防」で35票を獲得しました。乳腺腫瘍や子宮蓄膿症を未然に防ぐために、手術を選ぶ飼い主が多いことがわかります。また、望まない繁殖を避けたいという意見や、ヒートによるストレスを軽減したいという理由も寄せられています。
飼い主が判断する際には、自分自身と家族との話し合いが大きな要因である一方で、獣医師からのアドバイスも重要な参考となっているようです。最終的には、家族の一員である犬の健康を考えての決定が多いことが印象的でした。
手術後の変化
実施後に愛犬の行動や性格に変化があったという声も多数寄せられています。「穏やかになった」「大人しくなった」という意見が多く、これまで見られた発情期のイライラを解消し、より安定した生活を送りやすくなるという報告が目立ちました。逆に、「特に変化を感じない」「以前より元気になった」と答えた飼い主もいたため、手術の効果は犬それぞれに異なるようです。
また、避妊手術を無事に終えたことで、愛犬の健康状態への安心感も高まったという意見が多く寄せられました。「しなくて良かったのでは」という不安を持っていた飼い主も、手術後は「やって良かった」と前向きに捉える人が多くいます。
結論
今回の調査からは、愛犬の避妊手術が健康を守るための重要な選択肢であることが顕著となりました。飼い主たちの間では、手術に対する意識が高まり、それぞれの犬の健康や生活の質を向上させるために努力している様子が伺えます。また、飼い主自身の葛藤や思いをも反映した結果とも言えるでしょう。愛犬を思う心が多くの選択に影響を与えているのです。
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