中川雅寛氏が株式会社森未来の新アドバイザーに就任しブランド力強化へ

森未来の未来図を彩る新たな旗手

株式会社森未来は、2025年10月24日付でクリエイティブの巨匠、中川雅寛氏をエグゼクティブ・クリエイティブ・アドバイザーに迎え、森林と林業のブランド力をさらに強化する計画を発表しました。
この採用により、木材流通の新しい価値を提案し、サステナブルな未来を目指す同社の活動が一層加速することが期待されています。

サステナブルフォレストのミッション

森未来は「Sustainable Forest」を企業ミッションとして掲げており、テクノロジーを利用して木材の流通に革命をもたらしています。これまで全国の設計者やデザイナーに向けて、最適な木材を届ける取り組みを続けてきました。しかし、次なるステージに進むにあたっては、木材の本当の価値や可能性を新たな視点から提案する必要があると考えています。

そのためには、木材専門の知識とともに、「デザイン経営」の視点が不可欠であり、中川氏の豊富な経験が大きな鍵を握るとされています。

中川雅寛氏の実績

中川雅寛氏は、1960年東京都生まれで、武蔵野美術大学を卒業後、株式会社乃村工藝社にデザイナーとして入社しました。彼はエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターとして、日本の空間デザイン界を牽引してきました。数々の受賞歴を持ち、経済産業大賞をはじめとする名誉ある賞を手にしています。

長年にわたり、国内外の多種多様なプロジェクトに関わり、その業績はまさに圧巻です。彼は、各種の企業や団体のコンサルタントとしても活動しており、幅広い知見を持つクリエイターです。

中川氏のビジョン

新たに森未来の一員となる中川氏は、以下のように思いを述べています。「森未来は若い才能が集まり、未来に向けてエネルギーに満ちた会社です。私はその一員となれることを光栄に思う。」と、同社のビジョンに心を寄せています。

また、「デジタルとテクノロジーを駆使して木材の価値を人々に届ける役割を果たしたい」と、その役割の重要性を強調しました。特に、木材がもつ物語や価値を五感で感じられる機会を創出することに力を入れていくと述べています。

代表の期待

同社の代表取締役、浅野純平氏も中川氏の参加を心から歓迎しています。「中川氏の深い洞察力と人柄は、私たちの企業文化に欠かせないものです。彼が加わることで、サステナブルな挑戦の本当の価値を社会に届けられると信じています」と期待を寄せています。

サステナブルな未来に向けたプロジェクト

今後、森未来は「価値の可視化」をテーマにブランド戦略、デザイン、コミュニケーションの統合進化を目指していきます。木材の持つ背景やトレーサビリティの重要性が高まる中で、木材デューデリジェンスを分かりやすく提示する必要性が増しています。

また、中川氏の参画をきっかけに、アーティストやデザイナーとのコラボレーションによる新たな体験型プロジェクトを展開し、木材の物語や価値をより多くの人に知ってもらう機会を創出するとしています。

さらに、森未来は木材の流通やサプライチェーンづくりにとどまらず、森林と林業のブランドづくりを通じて、業界全体の価値向上を目指します。これからも、森未来の挑戦から目が離せません。