FutureOneが田島ルーフィングに新基幹システム導入
FutureOne株式会社(東京都品川区)は、田島ルーフィング株式会社(東京都千代田区)の全社的な営業・物流デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するため、基幹システム「InfiniOne ERP」を導入しました。この新システムは2025年6月から本格的に稼働する予定で、田島ルーフィングの業務プロセスの改革と継続的な成長を支える基盤となります。
田島ルーフィングの歴史と背景
創業から100年以上の歴史を持つ田島ルーフィングは、防水材業界でトップシェアを誇る企業です。同社は防水材のみならず、建材や床材の製造にも注力しており、特に床材領域においては新たな市場を開拓してきました。しかし、長年にわたり異なる基幹システムを並行して使用してきたため、複数事業の統合に伴うシステムの複雑化や技術的リスクが浮上していました。
このような課題を受け、田島ルーフィングは最新技術を活かした新しい基幹システムを構築し、営業・物流領域の業務改革を推進するプロジェクトを始動しました。
InfiniOne ERP導入の目的と内容
本プロジェクトの主眼は、営業・物流業務の現代化を図ることです。具体的には、紙媒体からデジタルデータへの移行を促進し、業務の標準化を進めるため、InfiniOne ERPの標準機能を活用します。
田島ルーフィング独自のWEB受注システムとも連携を図り、建設資材業界に特化した価格管理や物流機能の強化を行います。
主な特徴
- - 建設現場情報の一元管理: 建設現場ごとのデータをまとめて管理できる仕組みを構築。
- - 営業業務の効率化: 入力補助機能や承認機能、単価・掛率設定機能で営業活動をサポート。
- - 配送の自動化: 運送便の自動判定機能や運送費の自動計上機能を導入。
- - 業界特化型: 一般建材から特殊建材まで、幅広い商品の管理が可能。
これらの機能は、FutureOneの公式ウェブサイトでも詳しく紹介されています。
建設資材業/工事業向けERPソリューション
未来への展望
FutureOneは、多数の企業に基幹業務システムを提供してきた実績を活かし、今後も田島ルーフィングの発展に寄与することを誓います。更に、フューチャーグループの最新技術を背景に、顧客にとって最適な技術要素の提供を続けることで、業務拡張やコスト削減の新たなアイデアを生み出し、システムプラットフォームを支えていきます。
InfiniOneについて
InfiniOneは、ERPや基幹業務システムを中心に展開されており、経営情報基盤として、業務別テンプレートを提供しています。これにより、1200社以上の多種多様な企業に導入実績があります。将来的には、これらの技術を活用し、さらなるビジネスの成長を目指しています。
最後に
田島ルーフィングとFutureOneの連携は、今後の業界動向においても重要な意味を持つと考えられます。両社の取り組みが成功することで、業界全体のデジタル化が進むことを期待したいです。