『TRAIL LEARNING』-未知を拓く冒険「歩く」
2025年5月5日に発売される新刊『TRAIL LEARNING - 未知を拓く冒険「歩く」』は、一般社団法人3710Lab(みなとラボ)によって刊行される一冊です。本書では、歩くことと学ぶことの結びつきをテーマに、様々なクリエイターたちの視点が紹介されています。この書籍は、日本財団の助成を受けており、私たちが歩くことで得られるさまざまな体験やインスピレーションを詰め込んでいます。
歩くことの新たな可能性
本書の根底には、トレイルラーニングという新しい視点があります。歩くことは単なる移動手段ではなく、思考や創造性を育む手段であるということを、多くの哲学者やアーティストが実証してきました。古代ギリシャでは、哲学者たちは歩きながら議論を交わし、巡礼者たちは旅を通じて自身を見つめ直す場を持っていました。このように、歩くことは様々な学びの道を開いてくれるのです。
執筆陣とその影響力
本書の編集を担当したのは、PAPERSKYの編集長ルーカス B.B.さんと3710Labの代表理事田口康大さんです。ルーカスさんは、静岡県焼津市で地元をテーマにした「KATSUO TRAIL」を構築するなど、歩くことを通じて自分自身の表現を追求してきました。一方、田口さんは海洋教育に関する多くのプロジェクトを展開し、海と人々の結びつきを深める活動を行っています。
クリエイターたちによる物語
本書には、デザイナー、詩人、アーティスト、写真家など、計13名のクリエイターが登場し、それぞれの視点から「歩くこと」の魅力を探求しています。彼らは自身の体験や物語を通じて、どのように歩くことが思考を深め、新たな創造を生み出すことに寄与するのかを語ります。これにより、読者は自身の「歩く意味」を再発見する機会を得るかもしれません。
歩くことの価値を再認識
近年、私たちは自然とのつながりを失いつつありますが、本書はその「歩くことの価値」を再評価することを目指しています。現代社会において、歩くことを通じて自己と向き合い、新たな発見を楽しむことの重要性を訴えています。歩くことによって得られる気づきやインスピレーションは、ただの移動にとどまらず、人生の中での大切な要素となるのです。
書籍の詳細
- 書名:『TRAIL LEARNING - 未知を拓く冒険「歩く」』
- 価格:3,300円(税込)
- 判型:B5縦型変形
- 頁数:128頁
- ISBN:978-4-9913001-3-4
- 発売日:2025年5月5日
- 発行元:一般社団法人3710Lab
- URL:
3710Lab公式サイト
本書を読み進めることで、歩くことの新たな意味を発見し、自分自身の可能性を広げる貴重な体験ができることでしょう。日常の中でふと立ち止まり、歩くことの力を再認識する機会を持ちたいと思います。ぜひ、手に取ってその魅力に触れてみてください。