カップ&ソーサー展
2025-04-28 11:02:13

横山美術館で楽しむ魅惑のカップ&ソーサー展が始まる

カップ&ソーサー展の魅力



名古屋に位置する横山美術館で、2025年4月29日から8月31日まで特別な企画展「至福のひとときカップ&ソーサー展」が開催されます。この企画展では、コーヒーやお茶とその伴侶とも言えるカップ&ソーサーを通じて、日常生活における美しさと文化的意義を再発見する素晴らしい機会が提供されます。

カップ&ソーサーの歴史



カップ&ソーサーが西洋に伝わったその歴史は、コーヒーやお茶といった飲み物が異文化の洗練されたテイストを持って登場した時期にさかのぼります。砂糖やミルクとの出会いが、そのスタイルを大きく変えました。カップ&ソーサーは、食卓に彩りを添え、またサロンやティー・ガーデンにおいて社交の場を構築する役割も果たしました。さらに、コーヒーや紅茶を使った占いや茶菓子の進化、文化的な習慣化によって、特にアフタヌーンティーの人気が高まりました。

この企画展では、明治時代以降、日本で生産され、海外へと輸出された数多のカップ&ソーサーをご紹介します。これらの陶器は、単なる器ではなく、私たちの日常に幸せをもたらす美的なアートとも言えるのです。

展示作品の見どころ



「至福のひとときカップ&ソーサー展」では、各地で生産された個性的なカップ&ソーサーが一堂に会するため、多様性に富んだ美的体験を保証します。たとえば、久富与次兵衛昌保のティーボウルや幹山伝七による蓮葉形のコーヒーカップ、名古屋製陶所の金彩薔薇図チョコレートカップなど、歴史的な作品が勢揃いです。

また、オールドノリタケを始め、瀬戸や美濃、九谷、有田など日本各地の技法やデザインもこの展覧会の大きな見どころです。たとえば、オールドノリタケの金盛風景図ティーセットや、二代加藤繁十の染付花唐草文コーヒーセットは、当時の人々の生活様式や美意識を体現しています。

企画展の開催概要



  • - 名 称: 至福のひとときカップ&ソーサー展
  • - 会期: 2025年4月29日(火)~8月31日(日)
  • - 開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • - 休館日: 毎週月曜日、夏期(8月12日~8月18日)
  • - 入館料: 一般1000円、高・大学生800円、中学生600円、小学生以下無料。
※( )内は団体料金、障がい者手帳をお持ちの方は700円
  • - 後援: 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会

特別イベント



この展覧会では、特別に関連イベントも開催されます。5月11日には名古屋のコーヒー文化についての講演会が計画されており、松下会長がその秘訣を紹介します。また、ギャラリートークも用意されており、学芸員から直接お話を聞くことができる貴重な機会です。

このように、「至福のひとときカップ&ソーサー展」はただの展示に留まらず、文化や歴史に触れ合えるさまざまな体験を提供してくれるイベントとなっています。陶磁器の美しさを堪能しつつ、日常の中に潜むささやかな「至福」を見つける旅に出かけてみてはいかがでしょうか。もっと詳しい情報は、横山美術館の公式ホームページをご覧ください。


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