大正大学での第15回鴨台盆踊り開催!
2025年7月4日(金)と5日(土)、東京都豊島区の大正大学にて「第15回鴨台盆踊り」が開催されます。このイベントは、学生たちが主体となって企画・運営する珍しい盆踊りで、過去2年間は1万人以上の来場者を集め、本学の代表的な行事となっています。今年のテーマは『一期ノ縁ル(いちごのよる)』です。これは、学生と地域のつながりや、様々な縁を育むことを意図しています。
盆踊りの歴史と意義
鴨台盆踊りのルーツは、1919年に始まった「魂祭」に遡ります。しかし、1970年代まで断続的に行われた後、長い間途絶えていました。2011年、東日本大震災の追悼の意味を込めて再開され、地域貢献や連携を目指し続けています。今年も、東北の復興祈念を行うと共に、能登半島地震の復興にも寄与します。仏教系の大学の特徴を活かし、地域とのつながりを深める活動が展開されるのです。
イベントの詳細
開催日・時間
- - 日時:2025年7月4日(金)、5日(土)※雨天決行
開場は4日16時から、5日は15時から。両日とも、施餓鬼法要は17時30分、盆踊り開始は18時、終了は20時です。
会場
- - 大正大学 (〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
主催・後援
多様なプログラム
今年の鴨台盆踊りでは、地域住民と学生が協力し、様々な新しいコンテンツが用意されています。特に注目なのは、アルゼンチンタンゴ文化振興協会とのコラボレーションです。これは、伝統的な盆踊りと異文化との融合を目指すもので、証明されていない新たな試みが盛りだくさんです。
また、大学内で活動する太鼓部や音楽部、書道研究部など、多彩な団体によるパフォーマンスも計画されています。更に、創立100周年に向けて100人で校歌を踊る企画も進行中です。
トークショーやワークショップ
第15回の節目を祝うため、盆踊りに関するトークショーも開催します。関西で活動する盆踊りのプロデューサーや東京オリンピックの出演者を招き、地域と文化の関わりや盆踊りの進化について語り合います。このような多様なプログラムを通じて、地域の人々と学生が一体となり、鴨台盆踊りの魅力を高めていく試みが行われるのです。
学生の声
全体統括班のリーダー、棚橋冬羽さんは言います。「今年は記念すべき15回目の開催ですが、これまでの縁に感謝しながら新たな縁を紡いでいくことが大切です。地域の皆様とも力を合わせて、この美しいイベントを盛り上げていきたいと思います。」学生たちが自らの手で運営し、地域と共に成長していく姿勢が、この鴨台盆踊りの大きな魅力の一つです。
大正大学とは
大正大学は、仏教の教えに基づいた教育機関であり、知恵を持って他者を助けることを理念に掲げています。この精神が、地域との連携や社会貢献活動を支える基盤となっています。鴨台盆踊りは、この大学の精神を受け継ぎ、地域とともに成長する重要なイベントです。公式HPもぜひご覧ください。
大正大学公式HP