医療イノベーション
2025-08-01 11:18:25

群馬県で実施される医療イノベーションを支えるAMIの新プロジェクト

医療の未来を見据えたAMIの挑戦



AI技術を活用し、医療の質の向上を目指すAMI株式会社が、令和7年度「ぐんま未来共創トライアル補助金」の対象事業者に選ばれました。これは、群馬県の医療や技術の革新に向けた重要なステップです。このプロジェクトでは、群馬大学や地域医療機能推進機構と協力し、心音図検査を活用した心不全の早期発見に取り組む予定です。

プロジェクトの背景と目的



群馬県では、デジタル技術を駆使した新たなビジネスモデルの社会実装が急がれています。AMI株式会社は、この流れに乗り、AIを使った「超聴診器」の研究開発を進め、遠隔医療サービスの社会実装を目指しています。この技術が実現すれば、医療の現場における診断精度が飛躍的に向上し、患者の健康維持に寄与することが期待されます。具体的には、心音をAIが解析することで、心不全の兆候をいち早く捉え、医師のもとで適切なケアを受けられる環境を整えることが目標です。

本プロジェクトの構成メンバー



AMI株式会社を中心に、群馬大学、群馬中央病院の3者がコンソーシアムを形成しています。群馬大学は、研究開発における学術的なバックボーンを提供し、地域医療機能推進機構群馬中央病院は実運用の面でのサポートを行います。この協力体制により、医療現場での実践的なアプローチが可能となるため、これまでにない新たな医療サービスが期待されます。

ぐんま未来共創トライアル補助金とは



この補助金は、地域の産業や社会にイノベーションをもたらすことを目的に群馬県が実施しています。選ばれたプロジェクトは、VIRTUAL・AI、交通・物流、医療・ヘルスケアなど、多岐にわたる分野での社会実装が支援されています。AMIの取り組みは、特に医療・ヘルスケア分野における重要なプロジェクトとして注目されています。

未来の医療を支えるために



AMI株式会社は、超聴診器を通じて医療現場に新たな可能性を提供します。音響工学や電子工学、AI技術を活用したプロダクトを開発することで、どこにいても高品質な医療を受けられる世界を目指しています。この取り組みは、医療現場のデジタル化を進め、聴診をただの作業から、さらに価値ある診断の源へと昇華させることを目指しています。

本プロジェクトの進行に伴い、地域住民の健康維持、医療の質の向上に大きく貢献することが期待されます。皆さんもぜひ、この革新的な取り組みにご注目ください。AMIの最新ニュースやプロジェクトの進捗状況については公式サイトをご覧ください。

AMI株式会社の公式サイト

AMI株式会社について



AMI株式会社は、2015年11月に設立された九州発のスタートアップ企業です。医療機器の開発や遠隔医療サービスの提供を行なっており、『超聴診器』の研究開発を通じて、医療現場に新たな価値を提供することを使命としています。


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