高輪ロンジェビティーラボ開設！老化防止への新たな挑戦と未来への展望

高輪ロンジェビティーラボの開設

2025年5月13日、リジェネソーム株式会社は「TAKANAWA GATWAY CITY」内のイノベーション拠点「LiSH」に、「高輪ロンジェビティーラボ」を開設しました。これにより、老化に関連するバイオテクノロジー研究・実証・事業化を推進する新しいハブが誕生します。

背景と目的

リジェネソームの企業理念は「2040年、人類が月面に生活圏を拡大するために必要な老化防止技術を地球上でも応用可能な形で提供する」ことです。この目標を実現するために、エクソソームやナノ粒子、遺伝子治療技術に関する研究を進めています。

今回の新設拠点「LiSH」は、JR東日本が運営するスタートアップ支援施設であり、各種研究機関や事業体と連携を深め、実証実験を行う環境を整えているのが特徴です。リジェネソームはこの新しい場を活用し、次の重点研究テーマを掲げています。

高輪ロンジェビティーラボにおける取り組み

1. 東北大学との共同研究
LiSHに設置された装置を使用して、東北大学との研究を開始し、各種マーカーやエピジェネティクスの視点から老化の可逆性を検証します。

2. 老化改善技術の開発
AMED採択企業である株式会社Good Hero Therapeuticsなどとの連携によって、若返りを目的としたウイルスベクターの共同開発を進行中です。将来的には、ナノ粒子やリポソームを基にしたドラッグデリバリーシステム技術（DDS）も視野に入れています。

3. 新ヘルスケアプロダクトの開発
日本酒中の機能性成分「SAKESOME」などを活用し、ヘルスケアプロダクトの開発を行っています。2025年5月から6月にかけて第一弾製品のローンチを予定しており、エイジングケア素材との組み合わせや新技術による新商品開発も模索しています。

今後の展望

高輪ロンジェビティーラボは研究から製品開発、実証実験に至るまで一貫して行う拠点を目指しており、東北大学との連携を強化し、エクソソームの測定評価など社会実装を進める方針です。

リジェネソーム株式会社の使命

リジェネソームは、エクソソームなどのナノ粒子を活用し、老化抑制と再生医療の新しいソリューションを目指しています。様々な細胞から生成されるエクソソームを詳細に解析し、それらが生体内でどのように機能するかを解明。本研究を通じて、新たな医療技術や宇宙医学分野に貢献し、健康寿命の延伸を図りつつ、人類の宇宙進出に寄与することを目指しています。
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