ダイバーシティ推進に向けた事例交流会
2025年12月8日、岩手県北上市のパンチ工業株式会社北上工場にて、盛岡セイコー工業株式会社とのダイバーシティに関する事例交換交流会が行われました。このイベントは、両社の社員研修を支援する株式会社aiびじねすが主催し、多くの講師と参加者が集まり、貴重な意見交換の場が設けられました。
開会・事例交換会の様子
第一部では、参加した両社がそれぞれのダイバーシティ推進の具体例を共有しました。パンチ工業は、社内での女性活躍推進のための行動計画や社内風土を改革すべく実施している施策について発表しました。盛岡セイコーは、育児や介護と就業を両立するための支援施策、また女性の管理職登用に向けた取り組みを紹介しました。
特に、パンチ工業の説明の中では、社内イベントを社員だけでなくその家族も巻き込んだ形で行うなどの工夫がされていることが際立ちました。具体的には、2025年10月に行った合同バーベキューイベントには155名の社員とその家族が参加し、社員同士のつながりを深めることに成功したとのことです。
また、離職率の低下やエンゲージメント向上に向けた取り組みについても触れられました。パンチアカデミーでの研究の成果を基に、部門を越えた良好な関係を築くことが重要であり、エンゲージメントの向上についても社員全員が意識的に参加することを呼びかけました。
北上工場見学
続く第二部では、北上工場の製造現場を見学しました。ここでは、参加者は先進的な工作機械を目の当たりにし、パンチ工業の精密加工技術や品質の高さを体感する機会がありました。盛岡セイコーの自社工場との比較もされ、さらなる意見交換がなされる貴重な場となりました。
交流会の背景
今回の交流会は、パンチ工業と盛岡セイコーが共通の地域に拠点を置き、同程度の企業規模であることから実現したものでした。両社ともに社員の男女比率が約25%で、企業内での女性活躍の推進が求められる中で、双方の取り組みを学び合い、ダイバーシティの推進を図る良い機会と位置づけられています。
パンチ工業のDE&I推進
パンチ工業は、2025年に創業後初となる長期ビジョン「Vision60」を策定しました。一人ひとりの豊かな職場環境を実現するため、さまざまな人材の能力を引き出し、実力を発揮できる環境整備に力を入れています。具体的には、育児や介護の障壁を減らし、多様な人材が活躍できるように、特に女性の管理職比率を2030年までに高めることを目指しています。
女性活躍推進法に基づく行動計画
同工業では、育児や介護の制約を持つ社員が最大限に能力を発揮できる働き方を実現するために、行動計画を立てています。具体的には、育児休業の取得率を75%以上に引き上げることや、女性管理職比率を近づけることを目標に掲げています。
盛岡セイコー工業株式会社について
この企業は、セイコーグループの一員であり、時計事業や精密機器を手掛けています。機械式腕時計の部品から組み立てまで、精密な技術で知られています。地域に根ざした活動を行い、産業の発展にも寄与している企業です。
まとめ
このように、ダイバーシティに対する具体的な取り組みを共有した今回の交流会は、両社にとってより良い職場環境作りに向けた大きな一歩となりました。今後もこのような活動を通じて、企業間の連携が強まることが期待されます。