澤村光彩が歩んだ星の道──Luminis Pathファイナル公演レポート

2025年5月24日、渋谷ストリームホールで行われた「澤村光彩東名阪ツアー ≪Luminis Path≫」の東京公演。これは彼女にとって特別な意味を持つ瞬間であり、SNS総フォロワー数200万人を超えるアーティストとして大きな期待を背負った公演です。

輝かしいオープニング

開演前、観客は星型のペンライトを手にし、既に会場は銀河のような幻想的な雰囲気に包まれていました。澤村光彩が姿を現すと、その純白のワンピース姿が観客の目を釘付けにします。彼女の存在感はまるで一羽のカナリアのように凛としており、息をのむ瞬間が訪れました。

オープニングダンスは、静から動へと切り替わる演出が印象的で、その中で白いドレスが光を受けて踊り、彼女の姿は美しく舞い上がります。1曲目の「トランジスタ・駄・デカダンス」ではファンとの一体感がすぐに生まれ、場内の高揚感は一層高まりました。続く「憑いていく」では、観客もその歌詞に応じて全力で感情をぶつけました。

感動のクライマックス

公演の中盤で披露された「瘡蓋」では、間奏で繰り広げられるダンスが圧巻でした。彼女の白いワンピースが舞う中で、ラストの瞬間には観客が息をひそめる静寂が訪れ、その後の重低音と照明演出に衝撃が走ります。次に披露された新曲「ツンツン8割キミ2割」では、セーラー衣装に身を包んだ可愛らしい姿が現れ、ファンとの一体感がさらに増し、会場は笑顔で溢れました。

星に誓う想い

澤村光彩の自作曲「ほしに誓う」では、観客全員がペンライトを黄色に統一し、まるで星空のような景色が広がります。彼女の一言一言に合わせて、場内の光が強まり、涙を浮かべる観客も見られました。

アンコールと新たな挑戦

アンコールでは、自然に「きらりコール」が沸き起こり、再登場した澤村は新作グッズや感謝の気持ちを語ります。ここで、彼女のデビュー1周年記念ライブが2025年9月27日に豊洲PITで開催されることが発表されました。収容人数3,000人という挑戦に対する思いを語り、ファンの支えに感謝の意を示しました。彼女はデビュー曲「致死量ダーリン」を全身全霊で歌い上げ、ファンも拳を突き上げて応え、共に感動の時を分かち合いました。

旅の終わりではなく始まり

「Luminis Path」はただのゴールではなく、新たな旅の始まりとなることを示しました。「夢は続いていく」という言葉を、澤村光彩と観客が手を取り合い未来へとつなげていくような、かけがえのないエンディングでした。これからも進化し続ける彼女に、期待せざるを得ません。次回のワンマンライブにも注目です！

該当ライブの詳細は、チケットぴあで受付中です。