詐欺対策に立ち上がる
2025-10-14 13:54:05

和歌山県警と連携したSNS型ロマンス詐欺対策の取り組み

エニトグループと和歌山県警察の取り組み



このたび、マッチングアプリ「with」と「Omiai」を運営するエニトグループが、和歌山県警察と協力してSNS型のロマンス詐欺防止に向けた啓発活動を進めています。エニトグループの代表、野辺一也氏が率いるこの取り組みは、国内で急増しているSNS型の投資やロマンス詐欺に対抗する一環として行われており、特に和歌山県在住の同アプリユーザーを対象にしたものです。

和歌山県の調査によると、2025年8月末時点でSNS型ロマンス詐欺による被害額は約1億5,300万円とされています。この数字は、詐欺の手口や新たなパターンが増えていることを示しており、和歌山県警察では、この現状を踏まえた取り組みを強化しています。

連携の背景と目的


エニトグループが既に千葉県警察と連携して実施した事例に続き、和歌山県においてもSNS型詐欺に対する注意喚起が行われることになります。具体的には、和歌山県警察の公式ウェブサイトやSNSを通じて、詐欺手口を紹介し、注意が必要である旨が発信されています。これにより、地域のマッチングアプリ利用者に対して、より効果的な注意喚起が期待されています。

エニトグループの取り組み


エニトグループでは、設立当初から「トラスト&セーフティー室」を設け、マッチングアプリの利用環境の安全性を強化する役割を担ってきました。この組織は、グループ全体で不正ユーザーを監視するシステムを持ち、24時間体制でサービスの監視を行っています。また、悪質なユーザーを見つけた場合は早期に対処し、強制退会などの措置を講じています。

このように厳格な管理のもと、エニトグループは利用者に対しても注意喚起を行い、デート前にSNSでの連絡先交換の依頼があった際には警告を発するなど、細かな対策を講じています。さらに、法令遵守や消費者保護を基盤に、専門家との協議を通じてマッチングアプリを取り巻く社会課題に取り組む「アドバイザリーボード」を発足させ、安心で安全なサービスの提供に努めています。

和歌山県警察のコメント


和歌山県警察は今後の連携について期待を示しています。「SNS型ロマンス詐欺は、SNSやマッチングアプリを通じて出会った相手と短期間にコミュニケーションを取り、恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る行為です。十分な注意が必要です」と警察側は警告しています。エニトグループとの連携によって、県内のマッチングアプリユーザーへ向けた効果的な啓発が進むことが期待されています。

エニトグループのビジョン


エニトグループは、マッチングアプリだけでなく、出会いをもとにした多様なライフイベントを支援する「生活インフラ」となるべく、様々な活動を通じて社会に新たな価値を提供することを目指しています。今後も、マッチングアプリにおける安心・安全の向上に向けた取り組みを強化し、利用者が安心してアプリを利用できる環境を整えることを継続していきます。

これからの啓発活動を通じて、より多くの人々に詐欺対策の重要性が浸透し、マッチングアプリの安全な利用が実現することが期待されています。


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