安田淳一監督の新作映画上映とBlu-ray発売情報をお届け！

映画『ごはん』と安田淳一監督作品の魅力

日本の米作りの現実を描いた映画『ごはん』と、そのBlu-ray＆DVDが、2025年8月22日（金）に発売されます。これを機に、安田淳一監督の全作品が一挙リバイバル上映されることが決定しました。

安田監督の作品は、多くの映画賞を受賞しており、その中心にあるのは日本の農業とその社会的背景です。特に映画『ごはん』は、日本米の誇りと農家の現状を深く掘り下げたヒューマンドラマで、多くの人々の心に響く内容となっています。

日本の米農家の現実

安田監督は、自らも米農家として直面している厳しい現実を4年間にわたって描くことで、農業が直面する課題を浮き彫りにしています。特に、高齢化や後継者不足、さらに米価の変動が影響を及ぼしていることに対する懸念は、映画内でも強く表現されています。

日本の米農家の年収はわずか1万円とも言われており、年々減少しているのが現実です。安田監督自身、毎年数十万円もの赤字を抱えていますが、それでも「日本の米を守る」という信念で日々奮闘しています。彼は、国の政策に振り回される米農家の苦悩を伝えることで、一層の理解を深めようとしています。

映画とその意義

『ごはん』は単なるヒューマンドラマではなく、日本の農業が抱える重要な課題を映し出す貴重な作品です。監督自身の言葉を通じて、この問題を多くの人に知ってもらうことが、作品の重要な使命だとも感じています。

リバイバル上映とキャンペーン情報

リバイバル上映は、2025年8月22日から28日までの期間に、阿佐ヶ谷のMORC（モーク）で始まり、その後も横浜や大森に続きます。また、劇場にて全3作品を鑑賞した方には、オリジナルの缶バッジがプレゼントされる特典もあります。そして、Blu-ray発売を記念して、先着300名様には安田監督自身が手作りした新米300gもプレゼントされるチャンスがあります。