LGBTQ+インクルージョン研修
2025-10-17 15:59:24

オランダ企業が日本のLGBTQ+インクルージョン研修を主催する意義とは

オランダ企業が発信するLGBTQ+インクルージョンの重要性



日本の職場でLGBTQI+(性的マイノリティを含む)労働者が直面する差別は深刻な課題です。最近の調査によれば、日本のLGBTQI+労働者の34%が職場での差別を経験しており、特にZ世代ではその割合が46%に達しているとのことです。この状況を受け、ランスタッド株式会社はオランダ王国大使館やオランダ商工会議所、エヌエヌ生命保険と共同で「オランダ企業と考える LGBTQ+インクルージョン研修」のウェビナーを開催することになりました。この取り組みは、より開かれた職場づくりを目指し、多様な人材が自分らしく働ける環境を構築することを目的としています。

ウェビナーの概要



今回のウェビナーでは、認定NPO法人 虹色ダイバーシティの理事である有田伸也氏を講師に迎え、LGBTQ+の基礎知識や職場での具体的なアクションプランについて解説頂きます。特に、「EDI&B(公正性、多様性、包摂性、帰属意識)の重要性は理解しているが、どのように進めればよいのか?」といった企業のニーズに応える内容が用意されています。このウェビナーは、オンラインでランチタイムに45分間、参加費無料で行われるため、参加しやすいのが特長です。

日本の現状と必要な対応



ランスタッドの調査によると、言うまでもなく、日本におけるLGBTQI+労働者の多くが職場での差別にさらされています。この状態は、特にZ世代において顕著であり、彼らが自分のセクシュアリティや性自認を理由に居心地の悪さを感じ、仕事を辞めるケースも増えているのが現実です。これは企業にとっても大きな損失であり、重要な人材を失わないためにも、LGBTQ+のインクルージョンが不可欠です。しかし、多くの企業が「どのように取り組めばよいかが分からない」と感じているのが現状です。

オランダ企業から学べること



オランダは働き方が先進的な国として知られています。本ウェビナーを主催する4団体は、オランダ企業によるラウンドテーブルを実施し、エンプロイヤーブランドやEDI&Bの重要性を日本に向けて発信してきました。このラウンドテーブルでは、延べ約200名が参加し、実際にどのような取り組みが行われているのか、ヒアリングやディスカッションを通じて学んでいます。このような積極的な情報発信は、日本企業にも多大な影響を与えることでしょう。

ウェビナーの開催日と参加方法



ウェビナーは2025年10月21日(火)の12時から13時まで行われます。参加申し込みは、2025年10月17日(金)17時まで受け付けています。ウェビナーを通して、多くの企業がLGBTQ+のインクルージョンに対する関心を高め、具体的な一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。これからの日本において、全ての人が自分らしく活躍できる職場を実現するための一助となることでしょう。

詳細な申し込みや情報は、ランスタッドの公式ウェブサイトをご覧ください。みなさんのご参加をお待ちしています。


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