全国から集まった戦争の記憶、京都編の配信がスタート!
10月21日(火)0:00より、電子コミックサイト「ヤンチャンWeb」で漫画『日本青年会議所版 戦争めし』の第4話が配信されます。この作品は、公益社団法人日本青年会議所(以下、日本JC)と株式会社秋田書店、そして漫画家・魚乃目三太先生のコラボレーションの下に生まれたものです。
戦争めしとは?
この漫画は、戦争当時の食事に関するエピソードに焦点を当てたオムニバス形式の短編物語です。戦時中の厳しい状況の中で、どのように人々が食を通じて希望や絆を見出したのか、温かく描かれています。プラットフォーム「ヤンチャンWeb」では2015年から連載が続いており、2018年にはNHK BSプレミアムでテレビドラマ化もされました。
第4話の内容
第4話では、「京都」にまつわるストーリーが紹介されています。このエピソードは、戦後80年を迎えるにあたって、日本JCが行った「80年前の物語発掘プロジェクト」の一環として誕生しました。これは、地域に埋もれた戦争の記憶を次世代に伝えるための取り組みで、多くの人から戦時中の生活や食に関する応募が寄せられ、その中から選ばれた物語を魚乃目先生が特別に描き下ろしたものです。
京都から提供されたエピソードでは、日本海軍に所属し、輸送船団に配属された隊員の物語が描かれています。彼は戦時中、絶体絶命の危機に直面しましたが、そこで救われたのは意外にも2つの食材。これらがどのように彼の命を救ったのか、本編を通じてその感動の瞬間をぜひご覧ください。
今後の展望
さらに、今後も日本JCによる「80年前の物語発掘プロジェクト」は続いていきます。今年の12月には、新たなストーリー「パラオ・ペリリュー島編」の公開が予定されています。これらの新作が、戦争の記憶をより深く伝える媒体になることを期待しています。
最後に
漫画『日本青年会議所版 戦争めし』は、歴史を学びながら私たちが何を感じ、何を学ぶべきかを教えてくれる作品です。第4話の配信は、戦争の記憶を風化させないための重要な一歩でもあります。ぜひこの機会にご一読いただき、80年前の人々の思いを感じてみてください。
第4話を読む
【過去の話も楽しめます】
【「日本各地の80年前の物語発掘プロジェクト」についてはこちら】
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新たなストーリーの公開をお楽しみに!