スマトリが「クウゼン」を導入
株式会社スマトリは、不動産市場における透明性と効率性の向上を目指しています。昨今、不動産業界は競争が激化しており、迅速な顧客対応が求められる状況です。それに対処するために、同社は顧客エンゲージメントプラットフォーム「クウゼン(KUZEN)」を導入し、夜間及び休日の内見受付を自動化することで大きな業務効率化を果たしています。
導入の背景
スマトリは、個人間不動産取引プラットフォーム「スマトリフリマ」を運営しており、少人数ながらも効率的な業務運営を図るために「クウゼン」の導入を決断しました。この決定は、夜間に寄せられる内見希望の多数に対応できず、業務が滞るという問題を解決することを目的としています。以前は、内見希望の問い合わせが入るとスタッフが情報を確認するために1〜2時間かかっていました。これを自動化することが事業のスピードを加速させる鍵になると考えました。
クウゼン導入による成果
1. 工数削減
導入した「クウゼン」によって、夜間および休日の内見受付プロセスが自動化され、月間約30時間の工数削減を実現しました。これにより、従来は何度も情報を確認する必要があった対応が、翌朝の確認だけで完了する効率的な体制が確立されました。これにより、担当者は日常のコア業務に集中できるようになりました。
2. データ連携の改善
GCLID(広告クリックの識別ID)を活用して、広告効果の測定も進化しました。広告がクリックされるとその情報が自動で照合され、LINEの友だち追加完了時にフィードバックします。これにより、どの広告からの流入が多いのかを的確に把握でき、広告運用の最適化が実現しました。
3. Salesforceとの連携
これまで手作業で行われていた顧客データの転記が「クウゼン」によって自動化され、情報のばらつきや確認漏れを排除しました。初回アンケートによる顧客情報を自動でSalesforceに格納することで、データ管理が飛躍的に進化しました。これは顧客情報の整合性を保つ上で非常に有益です。
今後の展望
スマトリの取締役COOである高梨雄介氏は、今後の取り組みについて語ります。「今後、ユーザーが自分の希望に合った営業担当者をLINE上で選べる仕組みを構築する予定です。この機能が実現すれば、ユーザーは自分の希望にぴったりの担当者と1対1でやりとりができるようになります。」
また、将来的にはAI技術も取り入れ、顧客がまるで会話しているような感覚を持てるサービスを目指すとのことです。これにより、不動産購入に対するハードルがさらに下がるでしょう。
まとめ
株式会社スマトリは、「クウゼン」を導入することにより、業務の効率化を図り、競争の厳しい不動産市場での生産性を大幅に向上させました。自動化された内見受付やデータ管理の進化により、従業員が本来の業務に専念できる環境が整いつつあります。今後も顧客のニーズに応える新たなサービスを提供し続けるスマトリの動向に注目が集まります。