新型電動モビリティ『TOCKLE』立川市に登場
東京都立川市は、9月25日より新たに BRJ株式会社が開発した椅子・カゴ付きの三輪特定小型原付『TOCKLE』の新型モデルを展開します。この取り組みは、地方の交通問題を解消するために設計されたもので、地域社会の暮らしに寄与することを目的としています。
『TOCKLE』の特徴
1. ジオフェンシング機能
『TOCKLE』は、GPSを利用したジオフェンシング機能を搭載しており、特定エリア内での運行が可能です。この機能により、あらゆる場面での安全を確保します。特定のエリアに入ると自動的に停止するため、事故のリスクが軽減されます。
2. 運転免許が不要
運転免許がなくても、手軽に乗れるのも大きな魅力です。これにより、特に高齢者や若者など、さまざまな世代の人々が利用できる交通手段が提供されます。
3. 三輪構造による安定性
三輪という構造は、バランスを保ちやすく、安定感を生むため、運転しやすさを実現します。これにより操作が容易で、初めての方でも安心して乗車できます。
4. 専用シート付き
快適さを追求した専用シートが装備されており、長時間の運転でも疲れにくい設計です。これにより、買い物や観光時の移動も快適になります。
5. カゴ装備
買い物や荷物運搬に適したカゴが装備されているため、実用性にも優れています。お出かけの際にお買い物をするシーンでも大いに役立つでしょう。
利用情報
- - 配置開始日:2025年9月25日(木)
- - 利用時間:4:00~22:00
- - 料金設定:基本料金は10分100円、長時間乗車券は12時間400円、24時間500円です。
- - 対象エリア:立川市内の指定されたエリア(立川駅周辺や昭和記念公園出口周辺など)。
地方での安全重視の展開
BRJ株式会社は、交通空白の解消を目指すため、地方の特性を生かした展開を行っています。地方は交通量が少なく、道幅に余裕があるため、より安全に運行できる環境が整っています。
さらに、夜間の運行を禁止しているのも安全を最優先に考えた選択です。飲酒運転のリスクを避けるために、安全第一での運営を徹底しています。
自治体との連携
BRJ株式会社は、自治体との密接な連携を図りながら、地域の交通問題を解決するための実験や導入にも力を入れています。いくつかの自治体で既に導入実績があり、今後もさらなる展開が期待されます。
社長の思い
代表取締役社長の宮内秀明氏は、物流トラックのドライバーとしての経験を持つため、安全管理の重要性を深く理解しています。この経験を基に『TOCKLE』の事業では安全を最重要視し、地域の人々に信頼される交通手段を提供することに努めています。
お問い合わせ情報
『TOCKLE』に関する詳細や利用についての問い合せは、
BRJ株式会社の公式サイトまで。未来の交通手段として注目を集める『TOCKLE』、ぜひこの機会に体験してみてください。