新感覚の対話体験
2025-09-01 16:25:23

音が消える世界で多様な対話を体験する「ダイアログ・イン・サイレンス」

ダイアログ・イン・サイレンス:静けさの中の対話



音のない世界で、言葉の壁を飛び越えて、まったく新しいコミュニケーションを体験できるイベント「ダイアログ・イン・サイレンス」が、2025年10月1日から東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」で開催されます。このイベントは、音を遮断した空間において聴覚障害者の案内人が非言語コミュニケーションを指導するもので、参加者は普段気づかない感覚や新たな表現方法を発見することができます。

体験プログラムの詳細


本イベントは、2025年のデフリンピック東京大会に先立って開催される特別なプログラムを含み、「スポーツ」をテーマにしたコースも設けられます。参加者は、音のない環境でボディーランゲージやその他の非言語的コミュニケーションを通じて、スポーツの魅力を再発見し、楽しむことができるでしょう。さらに、体験時間は約90分で、チケットは大人4,950円、学生は2,750円、小学生は550円です。

開催背景


デフリンピックは、耳の聞こえない・聞こえにくいアスリートのためのオリンピックであり、1924年にパリで始まった歴史ある大会です。今年、初めて日本で開催されるこの大会は、国境を越えた選手や観客の交流が期待されています。そのような中で、「ダイアログ・イン・サイレンス」は、参加者に多様なコミュニケーションの重要性を理解してもらう貴重な機会を提供します。

体感を通じた新たな視点


音のない世界での体験を通じて、参加者は集中力や観察力を高めながら、互いに理解し合う方法を学ぶことができます。このプログラムでは、聴覚障害者が案内役として加わり、音声に頼らないコミュニケーションの達人としての視点から参加者を導きます。参加者は、新しい方法で他者とつながることができることに気づき、言語にとらわれない豊かな表現の世界へと誘われるでしょう。

世界各国での成功例


「ダイアログ・イン・サイレンス」は、1998年にドイツで誕生して以来、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国など世界中で実施され、100万人以上がこの体験をしています。日本でも2017年から始まり、2.4万人以上の参加者がこのエンターテイメントを楽しんでいます。最近では、学校教育や企業研修などでも積極的に取り入れられ、コミュニケーションの多様性を学ぶための有効な手段として高い評価を受けています。

プログラムの概要


  • - 開催日程:2025年10月1日(水)〜11月2日(日)、12月1日(月)〜12月30日(火)
  • - 体験時間:約90分
  • - チケット料金:大人4,950円、学生2,750円、小学生550円
  • - 会場:ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」(東京都港区)
  • - ご予約:WEBからの事前予約制
  • - 詳細な情報こちらでご確認ください。

皆さんも音のない世界で新たなコミュニケーションを体験し、デフリンピックをより深く楽しむきっかけをつかんでみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: デフリンピック ダイアログ・イン・サイレンス 対話の森

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。