東京海洋大学、ヤマタネ深川営業所を訪問
2023年1月30日、東京江東区に位置する株式会社ヤマタネは、国立東京海洋大学の海洋工学部からの学生20名と教員、大学関係者を迎え、特別な見学イベントが行われました。この取り組みは、業界との接点を持つことを目的としたもので、特に物流業界への興味を引き立てることが意図されています。
イベントの背景
この見学会は、株式会社商船三井が提供する寄付講座「国際輸送実務論」の一環として実施されました。この講座は、学生が物流や国際輸送の実務を学ぶ重要な機会を提供しており、ヤマタネはその一部を支援しています。物流業界は今後の人口減少や人手不足といった課題に直面しているため、未来の担い手となる学生たちに実際の現場を体験してもらう貴重な機会となっています。
講義の内容
当日は、ヤマタネの物流事業に関する講義が行われました。講師陣は、ヤマタネの企業成り立ちから現在の物流事業の状況までを詳しく説明し、運営方式や市場のニーズなど、多岐にわたる情報を提供しました。参加した学生の中には、事前に企業研究を行い、質問を用意してきた人もおり、学生たちの関心の高さが伺えました。
深川営業所の見学
講義の後、参加者たちは深川営業所の見学に移りました。ここでは、平屋と多階建ての倉庫を見学し、実際の貨物の保管やトラックへの積み込みのプロセスを目の当たりにしました。これにより、物流業務の具体的な一日を理解することができ、現場の雰囲気を体験する機会が提供されました。
見学後には倉庫内の設備についての質問が寄せられ、参加者たちの真剣な姿勢が印象的でした。学生たちが物流業務の複雑さや重要性を肌で感じ、自身の将来のキャリアに対する考えを深めることができたようです。
交流の重要性
ヤマタネはこのような見学会を通じ、地域社会への貢献と採用の強化を目指しています。物流業界は今、大きな変革期を迎えており、若い世代がそのニーズに応えることが求められています。ヤマタネでは、今後も様々な教育機会を提供し、業界の魅力を伝えていく方針です。
この取り組みがきっかけで物流業界への関心が高まり、多くの学生が未来の職業選択を考える一助となることを期待しています。
まとめ
この見学イベントは、学生たちにとって実践的な学びの場となるだけでなく、ヤマタネが持つ物流への情熱を次世代につなげる貴重な機会でした。今後も、教育機関との連携を深めつつ、地域社会に貢献していく姿勢を貫いていきます。