セミナー概要
社会構想大学院大学では、2025年11月5日(水)に「トップのスキャンダルと研究視点の掘り下げ方~最近の事例から考察」というタイトルのセミナーを開催します。本セミナーは、対面およびオンラインでのハイブリッド形式で、19:00から開始しますが、受付は18:30から行います。
企業や組織のトップが関与するスキャンダルや不祥事は単なる事件ではありません。その背後には、組織文化やガバナンス、コミュニケーションといった複雑な要因が絡み合っています。本セミナーでは、これらの要素を掘り下げ、危機時の初動対応やメディアとの関係、情報発信の重要性について具体的に学んでいきます。
講師について
本セミナーでは、クライシス・コミュニケーションの専門家として知られる石川慶子教授が講師を務めます。石川教授は、参議院事務局勤務を経て、映像制作プロダクションでの経験を持ち、1995年から広報PR会社に所属しました。その後、独立して有限会社シンを設立し、危機管理広報の分野でプロフェッショナルとして活動を開始しました。リスクマネジメントに関する研究も行い、近年では外見リスクマネジメントを提唱しています。企業向けのメディアトレーニングやリスクマネジメントに関するプログラムを提供し、信頼向上に寄与しています。
セミナー内容
本セミナーは、特にマニュアル化が難しいトップの不祥事やプライバシー暴きのようなセンシティブなケースに焦点を当てます。これらの事例を通じて、なぜこれらの事件が起きるのか、何が問われるのか、またそれらを組織の学びにつなげるためにはどうすればよいのかという視点から考察し、体系的に思考法と戦略を学ぶことができる貴重な機会となります。
参加者は、危機発生時の初動対応やメディア対応に加え、平時にどのような情報を収集すべきか、またそれをどのように訓練に活かすかについての具体的な方法も学べます。特に、組織の信頼を守るために必要な視点や能力を身に付けるための指導が行われます。
参加対象者
このセミナーは、経営者や広報担当者、危機管理部門に従事する方々、あるいは危機対応や組織運営に興味を持つ社会人など、広く参加を呼びかけています。受講は無料ですが、事前予約が必要です。
興味のある方は、以下のリンクからお申し込みいただけます。
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まとめ
企業、行政、メディア、研究分野に関わるすべての方々にとって、有意義で実践的な知識を得られるこのセミナーは、特に危機対応や組織運営に役立つ内容となっています。ぜひ、この機会をお見逃しなく!