前田工繊株式会社、土工技術研究部を新設
前田工繊株式会社(本社:福井県坂井市、社長:前田尚宏)は、2025年7月1日付での組織変更および人事異動を発表しました。これにより、同社は土工技術の研究と開発の強化を目指しています。
組織変更の背景
前田工繊は1972年に設立され、土木資材の製造・販売を中心に発展してきました。この度の組織変更では、「補強土排水推進部」を廃止し、新たに「土工技術研究部」を設置することが決定されました。補強土排水推進部が担っていた機能は、土工技術研究部のもとで更に深化させられることとなります。
新設される「土工技術研究部」には、
研究グループと
技術グループという二つのグループが設けられ、各々の専門性を活かしながらより高度な技術力の追求を目指します。この組織体制の強化により、同社が持つ基礎技術である「土工」に関する技術力が向上し、これまで以上に社会に貢献できる基盤を築く狙いがあります。
人事異動の詳細
また、この組織変更に伴い人事異動も行われます。
久保哲也氏が、補強土排水推進部部長兼技術グループグループ長から、土工技術研究部部長へと就任します。この異動は、久保氏の豊富な経験と専門知識をもとに、新設部門の運営をリードすることが期待されます。
さらなる企業の成長目指して
前田工繊はこれまで、ジオシンセティックスの総合企業として、地域社会の安心・安全を支えるための取り組みを行ってきました。新たな組織体制により、さらなる発展と製品の品質向上が期待されます。地域の皆様に対して、より良い社会資本の整備・維持を果たし、災害に強い国土作りへの貢献を継続することを目指します。
今後も前田工繊が進化していく姿を、ぜひ注目していただければと思います。業界におけるリーダーシップを発揮し、持続可能な社会の実現に向けた努力を惜しまないことでしょう。これからの前田工繊の成長が、地域社会の発展につながることを期待しています。