東急不動産HDと海外スタートアップが共創するグリーントランスフォーメーションの未来

新たな挑戦への第一歩

2023年12月、東急不動産ホールディングス株式会社がCross Capital I Limited Partnership（CC1）に正式に参画したことで、イノベーションの実現に向けた取り組みが本格化します。この参加は、東急不動産が目指す「グリーントランスフォーメーション」の加速に繋がる重要な一歩です。

Cross Capitalとその取り組み

Cross Capitalは、防浪イノベーション支援を専門に持つファンドで、国内外のスタートアップと連携し、企業のイノベーションへの道を拓くためのサポートを行っています。新たなアイデアや技術を持つスタートアップと連携することで、自然環境への配慮とデジタル技術の融合が期待されています。

この会社は、FoF（ファンド・オブ・ファンズ）のモデルを採用しており、さまざまな分野でのスタートアップに出資し、企業とのコラボレーションを推進しています。すでにEurazeo、Vertex Ventures Israel、Airbus Venturesなど、数々のトップVCへの出資を行い、今後もさらなる拡大を目指しています。

具体的なプロジェクトの展開

この新たなパートナーシップによって、優れた海外スタートアップとの連携が強化され、独自の技術やアイデアが取り入れられることで、実際のプロジェクトが動き始めています。特に、地域に密着したビジネスモデルの創出や、環境に優しい新事業の展開が注目されています。

東急不動産の執行役員は、Cross Capitalを通じて得られる多くのスタートアップとの接点が、企業の成長に不可欠であると語っています。信頼関係を築くことで、企業同士の協力もスムーズに実現し、多様なビジネスモデルが生まれると期待されています。