嘉悦大学での「マネトレキッズ」イベント
9月21日、東京都小平市の嘉悦大学にて、GA Partners株式会社が主催する子ども向け金融教育プログラム「マネトレキッズ」が開催されました。このイベントは、コダイラコドモクラブとのコラボレーションにより実現したもので、金融教育に特化した新たな学びの場を提供することを目指しています。
イベントの内容
「マネトレキッズ」は全3回の授業から構成されています。初回と2回目はオンラインで行われる座学で、お金の本質や株式トレードについて学びます。最後の3回目では、オフライン授業として「マネトレマーケット」が企画されており、参加した子どもたちは実際にお店を運営する体験を通じて、実践的な金融知識を学ぶことができます。
当日は、44名の子どもたちとその保護者が参加し、チームに分かれてお店を運営するゲームを楽しみました。参加者は5人1チームで構成され、借り入れを行い、どのような商品を仕入れ、販売戦略を立てるかを討論します。ここで求められるのは、単にお金を管理するスキルではなく、チームメンバー同士の意見を聞き、協力しながら戦略を立てる力です。
実践的な金融リテラシーの体験
「マネトレマーケット」では、実際のマーケットの変動や突発的な出来事(例えば火災や保険加入の要素)も取り入れられ、参加者はニュースを読み解く力も養うことが求められます。このようなゲーム性のある体験を通じて、子どもたちは自然とお金の感覚や感性を磨くことができます。
GA Partners株式会社について
GA Partners株式会社は、「子どもへの教育は国への投資」という理念のもと、地域の教育機関と連携し、全国の子どもたちに向けてお金に関する知識を広める「マネトレキッズ」を展開しています。代表の尾崎邦明氏は、京都大学で学び、ゴールドマン・サックスでの経験を経て、金融教育の重要性を実感。その思いからこのプログラムを立ち上げました。
「マネトレキッズ」では、金融リテラシーを幼少期から育て、正しいお金の知識を持ち、自立した資産形成ができる次世代の育成を目指しています。これにより、地域社会における子どもたちの「生きる力」の向上を図ります。
コダイラコドモクラブの役割
コダイラコドモクラブは、小平市内の小学校の元PTA会長を中心に結成された団体で、地域における子育て支援の重要性を認識し、子どもたちに対する学びの場を提供しています。彼らは学習だけでなく、様々な体験活動を通じて子どもたちの成長をサポートしています。
今後の展望
「マネトレキッズ」は今後も段階的にプログラムを展開し、全国各地の教育機関と連携してイベントを継続していく予定です。お金に対する正しい考え方を育むことで、将来の社会を担う自立した人材を育成することが目標です。金融教育への関心が高まる中、今後の活動に期待が寄せられています。
参加方法
「マネトレキッズ」への参加を希望する方は、GA Partners株式会社にお問い合わせください。メールは
[email protected] まで。また、公式サイトやSNSでも最新情報が発信されているので、ぜひチェックしてみてください。