八千代市とダイワコーポレーションの災害協定
株式会社ダイワコーポレーション(本社:東京都品川区、社長:曽根和光)は、八千代市との間で「災害時等における施設の一時使用に関する協定」を締結しました。これは、重大な災害が発生した場合に、ダイワコーポレーションの「千葉八千代営業所」を一時的な避難所として活用できることを保証するものです。この施設は、日本GLP株式会社が開発した物流施設「GLP八千代Ⅴ」を賃借し、2025年4月に開設予定です。
過去の取り組み
ダイワコーポレーションは、これまでも地域の消防団への災害対応訓練場所の提供など、地域の防災活動に貢献してきました。今回の協定締結によって、より一層、地域の安心と安全に寄与する体制を強化することが期待されています。
協定の背景
令和6年度の住民基本台帳によれば、八千代市の人口は増加傾向にあります。新たに地域に加わる住民が増える中、地域を守るための安全な体制を築くことは急務です。ダイワコーポレーションの八千代営業所は、東葉高速鉄道の八千代中央駅から近く、周囲には日常生活に必要なスーパーやゴルフ練習場も揃っており、便利な立地です。
最近、自然災害が増加している背景を踏まえ、企業としての役割を真摯に受け止め、地域住民に寄り添った避難場所の確保への思いが強まりました。そのため、八千代市および日本GLPと共に協定を締結したのです。
協定締結式の実施
協定締結式は2025年12月9日(火)に八千代市役所で行われ、八千代市の服部友則市長や、日本GLPの松脇隆常務執行役員、そしてダイワコーポレーションの曽根和光社長が出席しました。
新たな物流拠点情報
ダイワコーポレーションの八千代営業所は、地上5階建てで延床面積は約38,640坪に及ぶ、大型の物流施設です。オープンは2025年4月1日です。同施設は、東関東自動車道や京葉道路へのアクセスが非常に良好であり、通勤にも便利な位置にあります。そして、荷降ろし作業の効率化を図るためのダブルランプウェイも完備。さらに、災害時のBCP機能強化のために免震装置も導入しています。
ダイワコーポレーションの企業理念
1951年設立の株式会社ダイワコーポレーションは、関東エリアにおいて物流拠点を展開している企業です。倉庫管理や不動産の賃貸、物流コンサルティングといった多岐にわたる業務を行っており、2026年には創立75周年を迎えます。また、地域貢献活動にも力を注いでおり、青少年の育成やフードロスの削減プロジェクトなどにも参加しています。
おわりに
ダイワコーポレーションは、地域とともに歩み、企業としての信頼を築きながら、災害に強い社会づくりに寄与していくことを目指しています。今後の取り組みにご期待ください。