IVRyとSalesforceがついに連携
対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」が、CRM(Customer Relationship Management)ツールにおいて名高い「Salesforce」との連携をスタートさせました。この連携により、多くの企業が求める顧客情報の管理がより一層効率化されることが期待されています。
背景
近年、企業が競争力を高めるためには顧客との長期的な関係構築が欠かせません。このため、優れた顧客体験を提供するためのツールとしてCRMの重要性が急速に高まっています。2023年には日本国内でのCRMアプリケーション市場が前年比13.4%増、2497億8600万円に達すると言われています。しかし、導入や運用にかかるコスト、加えて情報入力による作業負担増加が課題として浮き彫りになっています。
これに加え、顧客との電話でのやり取りにおいては、会話内容を自動的に蓄積する企業は多くなく、顧客情報の迅速な把握が困難であることが、顧客満足度の向上やマーケティング施策への活用を妨げていました。
Salesforceとの具体的な連携内容
IVRyは、電話応答の分岐を自在に設定でき、AIを利用した自動応答や予約代行、録音、文字起こし、AIによる要約、SMSによる通知、顧客管理機能等、多岐にわたる機能を提供します。そして、今回の「Salesforce」との連携により、IVRyを通じた顧客との会話内容が自動的にSalesforceに登録され、電話情報の連携が実現します。これにより、Salesforce上でIVRy経由の電話応答履歴を一元管理でき、業務の効率化が図れます。
連携による利点
この連携により、様々なメリットがもたらされます。
- - 自動登録: IVRyを通じた電話情報が自動でSalesforceに登録されます。
- - 迅速な対応: オペレーターが顧客情報を確認することで、スムーズに対応できます。
- - 顧客満足向上: パーソナルな対応を実現することで、顧客の満足度を高めます。
- - 業務効率化: 電話応答時間の短縮やオペレーターの負担軽減が図れます。
- - データ分析: Salesforceに蓄積されたデータを基にしたマーケティング施策の強化が可能になります。
今後の展望
将来的にはSalesforceに登録された顧客情報をIVRyと連携し、さらに高度なAI電話代行サービスを提供することが計画されています。これにより、双方向の情報連携により更なる業務の効率化と自動化を実現できる見込みです。
IVRyの声
IVRyのCEO 奥西亮賀氏は、「Salesforceは既に多くの企業で使用されています。この連携によって、顧客管理の強化と満足度向上に貢献できると信じています。」と述べています。今後も、多面的な技術開発を進めて、企業の成長を支えるソリューションを提供していく意向を示しました。
まとめ
IVRyとSalesforceの連携により、顧客情報の管理が大幅に効率化されることで、企業の顧客体験が根本から進化するに違いありません。AI技術の進歩と業務効率化が結びつくことで、企業は更なる成長機会をつかむことができるでしょう。興味のある方は、ぜひIVRyの公式サイトで詳しい情報をご覧ください。
IVRyについて
本記事は株式会社IVRyの提供情報をもとに作成されています。