AI時代のセキュリティ教育を進化させる「セキュリオ」の新プラン発表

AI時代のセキュリティ教育をより効果的に

LRM株式会社は、セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」の新たなプランを発表しました。このプランは、2025年12月から提供され、AIによるリスクへの対応を強化した新しい教育を実現するためのものです。従来の一括型教育から脱却し、継続的かつ高品質な教育環境を整えることを目指しています。

新たに導入される機能とは？

新プランの最大の特長は、以下の2つの新機能です。
1. 機能横断の分析機能
2. 専門家による分析／改善サポート

この2つの機能により、教育のPDCA（計画・実行・評価・改善）を自ら回せる環境をユーザーに提供します。さらに、全社員が高いセキュリティ意識を持ち続けられることが期待されています。

変化するセキュリティ教育のニーズ

従来、組織のセキュリティ教育は、eラーニングや標的型攻撃メール訓練を全社員一律に行うことが主流でした。しかし、最近のサイバー攻撃は巧妙化し、業務環境の多様化も進んでいます。そのため、単に一括で教育するだけではリスクの低減には至りません。社員それぞれの状態に応じた、継続的かつ個別の教育改善が求められています。

新プランの具体的な特徴

新プランでは、特に「ARスタンダードプラン以上」と「ARアドバンストプラン」の2つのプランに新機能が追加されます。

ARスタンダードプラン以上

- 機能を跨いだユーザー分析機能

各機能単位でのデータ可視化に加え、全機能を跨いだデータの可視化やエクスポートが可能になります。

- 専門家による分析/改善アドバイス

ダッシュボードでの課題分析や改善策の立案をカスタマーサクセスチームがサポートし、教育の改善を導きます。

ARアドバンストプラン

- フィッシング報告機能（リアルタイム対応）

AIによる判定やオートメーションを活用し、報告されたメールを迅速に処理。リアルタイムで従業員にフィードバックします。

- 個別教育機能（リアルタイム対応）

変化する社会情勢や個人の状況に合ったコンテンツを自動生成し、自動配信します。

コンサルティングオプションも充実

新プランだけでなく、セキュリティ教育に役立つコンサルティングオプションも用意されています。具体的には、セキュリティルールのレビューや教育プランのカスタマイズ、教育後の効果分析など、さまざまなサービスが提供されます。

2026年の目標

LRM株式会社は、2026年までに「セキュリオ」サービスを100万ユーザーに拡大することを目指しています。これにより、より多くの企業や団体のヒト起因リスクを最小化するための基盤を確立することを目指しているとのことです。

まとめ

「セキュリオ」は、セキュリティ教育をすべての人に簡単に実施できるクラウドサービスです。今回の新プランにより、企業のセキュリティ教育が一歩進化することが期待されています。
詳細は公式サイト（こちら）からご確認ください。

LRM株式会社は、セキュリティ教育を通じて持続可能な情報セキュリティ体制の構築に貢献し、企業価値を向上させることを目指しています。