特に注目されるのが、初日の10日に行われるキックオフ・イベント。ここでは、日本を代表する映画監督の一人、岩井俊二氏と別所哲也氏がゲストとして登壇します。このイベントでは、岩井監督が手がけた新作『夏至物語【完全版】』が上映され、さらにはアカデミー賞短編ドキュメンタリー部門にノミネートされた『Instruments of a Beating Heart』が札幌で初お目見えします。さらに、故・五十嵐威暢氏を追ったドキュメンタリー『Unconscious in Creativity』も劇場初公開されるため、多くのファンが期待することでしょう。
記念プログラムの概要
映画祭の20周年を記念して、特別プログラムも用意されています。ショートショート・フィルムフェスティバル & アジアとのコラボレーションとして、「Short Shorts Film Festival & ASIA SPECIAL SELECTION」では、名作をふんだんに集めたプログラムが上映されます。アメリカン・ショートショート・フィルムフェスティバルが起源の両映画祭が共に祝うこの機会は、国内外の映画関係者たちにとって特別なものです。