KejarとAlfamartが提携
2025-01-14 13:34:31

インドネシアのデジタル銀行革命が始まる!KejarがAlfamartと業務提携

インドネシアのデジタルバンキングの新たな時代が到来しました。PT. NiX Capital Indonesia(NCI)の投資先であるPT. Kelola Jasa Artha(Kejar)が、国内最大手のコンビニエンスストアチェーンPT. Sumber Alfaria Trijaya Tbk.(Alfamart)との業務提携を発表しました。この提携により、Alfamartの店舗でKejarが提供するCash Deposit Machine(CDM)が導入され、現金の預入がさらに簡単かつ安全になります。

この業務提携のセレモニーには、Alfamartの財務取締役トミン・ウィディアン氏が出席し、提携の意義を熱く語りました。彼は、「Alfamartの店舗がKejarのCDMに接続されることで、顧客に新たな利便性を提供できることを期待している。また、サービスのさらなる改善を目指し、革新を続けるつもりだ」と意気込みを示しました。

今回の提携は、インドネシア全土にあるAlfamartの店舗へKejarのCDMソリューションを導入し、現金管理の利便性と革新を提供することを目的としています。このCDMを導入することで、顧客は銀行に行くことなく、夜間でも安全に現金を預け入れることができるようになります。

この取り組みは、インドネシアのデジタル経済の進展に向けた画期的な一歩と言えるでしょう。また、特に地方では現金決済が多く、銀行店舗は限られている中で、CDMの導入は単なる便利さを超えて、地域経済の活性化にも寄与すると考えられています。また、現在、ランプンやバンドンなどの店舗に約200台のCDMが設置済みであり、2025年にはスマトラやカリマンタンにもさらに拡大する計画です。

PT. NiX Capital Indonesiaの設立は、インドネシアの経済成長の流れの中で新たなビジネス機会を求めてのことです。NCIは、水力発電や太陽光発電、EVビジネスなど多岐にわたる分野で事業を展開しており、特に社会基盤に関連する投資に力を入れています。地元のニーズに応じたサービスを展開し、日本で培った技術や知識をインドネシアで実装することを目指しています。

一方、Kejarは2001年に設立されたインドネシアの大手現金処理会社で、デジタル対応の最新鋭現金処理センターを保有しています。安全で正確な現金処理を柱に顧客の資産を守りつつ、革新を推進しています。

今後、KejarとAlfamartの協力が進めば、顧客にとってさらに便利で安心な金融環境が整い、インドネシア全土でのデジタル化が加速することが期待されます。NCI、Kejar、およびAlfamartの共同作業が、地域の人々により豊かな生活を提供することにつながることを願ってやみません。


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