虎ノ門ヒルズに新たな社会課題解決の拠点「Glass Rock」が誕生
東京の中心、虎ノ門ヒルズにおいて、2025年4月9日(水)にオープンする「Glass Rock ~Social Action Community~」。これは、クロスセクターの連携を通じて現代の社会課題を解決することを目指す新たなコミュニティ拠点です。この施設の開設をもって、虎ノ門ヒルズの再開発プロジェクトが完結し、社会における新しい価値創造が期待されています。
1. 「Glass Rock」の目的と機能
「Glass Rock」は、社会課題解決に向けた場と仕掛けを提供します。具体的には、以下の3つの機能を重視しています。
1.
つながる:多様なバックグラウンドを持つ人々が集う場を提供し、コミュニティの形成を促進。ここではコミュニティマネージャーや共創コーディネーターがその役割を担います。
2.
まなぶ:実践的な学びの機会を通じて、社会課題の解決に向けた知見を共有するプログラムが展開されます。企業やNPO、日本政府関連組織が共同でワークショップを開催し、参加者が課題の解決策を模索します。
3.
ひろげる:社会課題についての理解を深め、共感を生むための情報発信の場を設置。また、イベントや展覧会を通じて、会員の取り組みを可視化し、社会とのつながりを強化します。
2. 虎ノ門ヒルズの交通結節機能
「Glass Rock」は、交通の便が良い虎ノ門ヒルズ内に位置しており、環状2号線や東京メトロ日比谷線、さらには広大な駅前広場ともアクセスがしやすい立地にあります。これにより、訪れる人々はスムーズに施設に足を運ぶことができ、地域全体の交流の拠点としての機能も果たします。
3. 施設の構成
「Glass Rock」は、地上4階および地下1階で構成され、約890㎡の広さを誇ります。特に注意すべきは、オープンスペースやラウンジ、ギャラリーといった多様な空間を持ち、参加者同士の偶発的な交流を促進する設計です。具体的には、企業や団体が日常的に集い、共創の可能性を探るための「Partners Lounge」や、様々なセミナーやワークショップを行う「Members Lounge」が整備されています。
4. オープニングプログラム
「Glass Rock」では、オープニングにあたる特別プログラムが企画されており、さまざまな社会問題についてのセミナーやワークショップが実施される予定です。これにより、参加者は直接的に学び、実践に結びつける機会を得ることができます。
5. 書店「magmabooks」との連携
さらに、2階と3階に位置する書店「magmabooks」との連携により、会員以外の方々にも学びの機会を提供。ここでは社会課題に関連する書籍を取り扱い、知識の拡充を図ります。
結論
「Glass Rock」は、都会の真ん中で社会課題の解決に向けた新たな試みを具現化する拠点となります。多くの人々が集い、互いに学び合い、共に考え、行動することで、持続可能な社会の実現に向けての一歩を踏み出す場となることが期待されています。東京の未来を形作るこのプロジェクトから目が離せません。