パスワード問題
2026-01-29 11:04:31

日本のパスワード利用実態とセキュリティ対策を再考する

日本におけるパスワード利用実態とその影響



最近のNordVPNの調査で、日本国内で最も多く使われているパスワードが「admin」であることが明らかになりました。この結果は、ユーザーがパスワードを設定する際の意識や行動に問題があることを示唆しています。

調査の背景



この調査は、NordPassとNordStellarが共同で行ったもので、データプライバシーデーに合わせて発表されました。調査は2024年9月から2025年9月の期間に、公開されたデータ侵害やダークウェブ上のリポジトリから集めたパスワードデータを基に行われました。44カ国からのデータ分析により、国別の最も多く使われるパスワードや、その強度、文化的背景に関する情報が収集されました。

パスワードのセキュリティリスク



調査結果によると、「admin」が最も多く使われているパスワードであることは深刻な問題です。これは、多くのルーターやIoT機器で初期設定として使用されるもので、変更されずに放置されることが多いため、ハッカーにとって格好のターゲットとなります。このような状況は、家庭内ネットワークやIoT機器を悪用するリスクを増大させる要因です。

また、日本特有の名前や「自分の名前+数字」といったパターンも多く見られ、特に「yamamoto2580」のようなパスワードは、SNSなどから残した情報と結びつけられやすく、ハッカーにとっては狙いやすい存在となっています。

ハッカーの攻撃手法



ハッカーは、単にパスワードを推測するだけでなく、効率的な攻撃手法を用いています。ブルートフォース攻撃や辞書攻撃、パスワードリスト攻撃などがその代表的な手法です。

  • - ブルートフォース攻撃:この手法では、あらゆる文字の組み合わせを高速で試行し、単純なパスワードに対しては効果的です。
  • - 辞書攻撃:人が使いそうな単語や一定の組み合わせを基に攻撃します。特に日本文化に特化した辞書が使用され、名前なども瞬時に解析されます。
  • - パスワードリスト攻撃:過去に流出したパスワードとIDのリストを使い、他のサービスへのログインを試みます。この手法は、パスワードの使い回しをしているユーザーを狙い撃ちします。

セキュリティ強化策



NordVPNの最高技術責任者(CTO)であるマリユス・ブリエディス氏は、パスワードセキュリティを強化するための4つの対策を提案しています。

1. 初期設定の変更:デフォルトのパスワードは非常にリスクがあります。購入後は必ず変更しましょう。
2. パスワードの複雑性:最低12文字以上で、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせることで、解読コストを高めます。
3. 一般的な単語の排除:名前や一般的な単語を避け、意味のないランダムな文字列を設定することが理想です。
4. アカウントごとの使い分け:サービスごとに異なるパスワードを設定し、使い回しは避けましょう。

最後に



調査を通じて、デジタルライフを守るためにはパスワードの見直しが不可欠であることが分かりました。特に「admin」や「123456」といった簡単なパスワードを使い続けることは、サイバー犯罪者へのタネを与えることに他なりません。今こそ、パスワードの重要性を認識し、強固な対策を講じるべきです。私たちのデジタル資産を守るための意識を高め、より安全なオンライン生活を実現しましょう。


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