岡山大学のPM研修
2025-10-19 01:38:18

岡山大学が新たなプロジェクトマネジメント研修を開始しました!

岡山大学における新たな挑戦



国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区、学長:那須保友)が、2025年度に向けて新たに「プロジェクトマネジメント基礎研修」を開始しました。この研修は、大学全体の教職員がプロジェクトマネジメントの基礎を学び、地域中核・特色のある研究大学としての運営に貢献する人材を育成することを目的としています。

研修の概要



2025年9月20日、岡山大学津島キャンパスの本部棟で、PM基礎研修Day1が開催されました。今回の研修には、各部の副部局長や事務職員など、さまざまな立場の職員が参加しました。特に注目すべきは、この研修が世界的なプロジェクトマネジメント協会であるPMI(Project Management Institute)日本支部との連携で実施されている点です。教職員が専門的な知識を持つプロから直に指導を受けられる貴重な機会となっています。

研修の内容



研修では、「岡山大学Vision シンポジウム」というテーマを通じて、プロジェクトマネジメントの手法を学びます。最初の講義では、PMの概要に加えて、実際にプロジェクトを立ち上げる際に必要となる「プロジェクト憲章」の作成に関する演習も行われました。この演習を通じて、職員たちは「夏まつり」というテーマを基に具体的な問題を洗い出すことで、学びをより深めることができました。

その後、参加者たちはグループに分かれ、自ら「岡山大学Vision シンポジウム」のプロジェクト憲章を作成する作業に挑戦。PMI日本支部から派遣されたアドバイザーの指導を受けながら、プロジェクトマネジメントの手法を実践的に学んでいきました。最後には、グループごとにまとめた内容を発表し、参加者たちは研修の成果を実感した様子でした。

意義と意見



研修を通じて、異なる業務を担う職員が共通のプロジェクトに関して意見を交わすことができたことで、多様な視点からの気づきが得られたと多くの参加者から声が上がりました。特に「アドバイザーの支援があり、実際に作成することで理解が深まった」という感想や、「他の職員と企画を共有することで新たな視点が得られた」といった意見が寄せられ、プロジェクトマネジメントの価値を再認識する機会となりました。

今後の展望



岡山大学は、全学の教職員が協力し合い、スキルアップを図ることで、地域中核・特色のある研究大学としての役割を強化していく意向を示しています。本研修は、岡山大学が得た「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施され、さらなる教育・研究の質向上に向けた取り組みとなっています。

学長のコメント



那須保友学長は「岡山大学は様々な挑戦を通じて変革を続ける」と言及、その一環としてプロジェクトマネジメントの普及が大学経営の効率化に寄与することを期待しています。「共通言語を持つことでイベントのマネジメントが効率的に行えるようになる」と未来を見据えたコメントもあり、教職員たちの挑戦に対する期待が寄せられました。

これからも多様な取り組みを通じて、岡山大学は地域社会に貢献し、持続可能な開発目標(SDGs)にも寄与し続けます。


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