リーゴ、生成AI最優先宣言からの1年の成果と今後の展望
株式会社リーゴは、データとAIの力で地域経済と人を活性化させることをミッションに掲げ、昨年発表した「生成AI最優先宣言」から1年を経て、その成果を報告しつつ、新たな挑戦へと踏み出しています。地域の店舗事業者や自治体を対象に、AIを活用した観光・店舗DX支援を行い、全国に広がる実績を持つ同社。これまでに4000以上の観光事業者との導入実績を有し、成果も顕著です。
成果と実績
リーゴの主力プロダクト「エリアコンパス」には複数のAI機能が実装されており、具体的には以下のような機能が開発されました:
- - マーケティングの行動提案:自動的におすすめのマーケティングアクションを提案。
- - 多項目自動生成:投稿の自動生成やトレンド分析、さらに多言語対応の実現。
- - 競合比較機能:AIを活用した競合店舗のマーケティング分析。
- - クチコミ分析機能:口コミを分析し、自動返信文を生成する機能。
- - 業種・施設情報アシスト:AIが業種や施設情報を補完しサポート。
これらの機能により、導入後わずか6ヶ月で表示数やルートアクセス数が10倍以上に増加した店舗も報告されています。さらに、昨年比で2倍以上の集客成長を実現した店舗もあり、効果が明確に表れています。
今後の戦略
今後の取り組みとして、リーゴは「生成AI×都市・地域活性のNo.1プラットフォーマー」を目指し、以下の重点展開を進めます:
1.
文字からマップへ:文字・表形式から地図ベースの意思決定ダッシュボードへの移行。地域全体や競合の動向を俯瞰し、AIエージェントが自動的に提案する未来を模索します。
2.
AIエージェントによる全自動化:さらなる自動化を推進し、業務効率化を図ります。
3.
海外市場展開:台湾など国際市場への展開を計画中。
4.
人材採用とコミュニティ強化:AI人材の採用活動やコミュニティ形成を強化。
コミュニティと展示会
リーゴは、展示会やコミュニティ活動を通じて、さらなる接点を設けていく方針です。2025年からは国内外の展示会に積極的に出展し、具体的な番号で示された地方での開催を予定しています。特に「AI起業家コミュニティ」では、生成AIをテーマにしたビジネス直結の情報交換の場を提供しており、参加条件を満たす企業や個人を対象に活動を行っていきます。
地域創生への信念
リーゴの代表、宮本秀範氏は、AI活用が地域創生を加速させる鍵であると信じています。大都市と地方の格差を埋め、公平な機会を提供することが重要です。AIを通じて、地域社会に新たな価値を提供し、日本を観光大国に導くことを使命として掲げています。リーゴは単なる技術集団ではなく、地域を愛し、現場に寄り添う存在であり続けることを宣言しています。