次世代の生体模倣システムを学ぶウェブセミナー開催!
住友ベークライト株式会社のS-バイオ事業部が、最新の研究技術や知見を共有するための定期的なウェブセミナーを開始することを発表しました。この第一回目のセミナーでは、東海大学の木村啓志教授が特別講師として参加し、彼が共同開発した「BioStellar® Plate」を中心に、その特長や多様な応用例、さらには今後の展開について詳しく説明します。
BioStellar® Plateとは?
「BioStellar® Plate」は、最大4つの臓器を一つのプレート上で共培養できる革新的なデバイスです。このデバイスを使用することで、生体内の相互作用をシミュレーションし、薬物動態や毒性試験をより正確に行うことが可能になります。これにより、従来の研究手法では得られなかった新しい知見を引き出せることが期待されています。
このウェブセミナーは、生体模倣システム(MPS)に興味がある方や、多臓器in vitroモデルの研究・開発に携わる方、さらには次世代研究ツールを探している方々にとって、まさに見逃せない機会です。特に、薬物動態や毒性試験における応用技術について学びたい方には最適な内容となっています。
ウェブセミナーの詳細
ウェブセミナーへの参加を希望される方は、記載されたリンクまたはQRコードから申し込みフォームにアクセスしてください。詳細なスケジュールやリンクは、以下に記載しています。
- - PCから登録する場合はこちら
- - スマートフォンからは下のQRコードを使用してください。
演者紹介:木村啓志教授
木村教授は、2007年に東京大学大学院工学系研究科を修了。その後、東京大学生産技術研究所での研究経験を経て、東海大学工学部に活動の場を移し、現在はマイクロ・ナノ研究開発センターの教授として活躍しています。さらに、2017年には米国での研究活動も経験し、バイオエンジニアリングの分野において国際的な研究を展開してきました。
教授の専門はマイクロ流体デバイスを基盤とするバイオエンジニアリングであり、多くの学会に所属しながら活動されています。受賞歴も豊富で、特に彼の研究論文は高く評価されています。
BioStellar® Plateの未来
「BioStellar® Plate」では、複数の臓器の細胞を組み合わせた長期かつ安定した共培養系の構築が容易です。腸管上皮細胞と肝細胞を共培養することで、初回通過効果の評価が可能になるほか、がん細胞との共培養によりプロドラッグの活性化過程を再現することができます。
このセミナーでは、BioStellar® Plateの基本的な構造や特長、実際の応用例、今後の展開についてさらに詳しく知ることができます。
お問い合わせ
セミナーに関するお問合せは、住友ベークライト株式会社S-バイオ事業部のマーケティング・営業部までご連絡ください。
- - 【東日本】03(5462)4831
- - 【西日本】06(7669)0031
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皆様のご参加を心よりお待ちしております!