デジタルハリウッド大学、新入生研修を鹿児島で実施
デジタルハリウッド大学(DHU)は2025年度の新入生研修を、オンラインと鹿児島合宿を組み合わせた形式で行いました。この研修には278名の新入生が参加し、今後の卒業生活を見据えた貴重な経験を積むことができました。
研修の概要
研修は4月4日から4月10日にかけて行われ、「超5分間!僕たちの考えるクリエイティブシティ」というテーマで、各チームが鹿児島市を舞台にクリエイター移住のアイデアを映像にまとめる活動が行われました。2023年度以来、久しぶりの合宿形式の研修であり、スタッフを含む292名の学生が鹿児島へ向かいました。
研修の流れ
1.
DAY 1 (4/4) では、Zoomを使用して全体セミナーを行い、チームに分かれてのディスカッションが行われました。学生たちは「自分の好きなこと」を共有し、理解を深める活動を通じて、研修テーマであるクリエイティブシティについての知識を深めました。特別ゲストとして福岡県糸島で活動する平野友康さんも登場し、地域課題解決のための取り組みを紹介しました。
2.
DAY 2 (4/7) では、チームごとのアイデア出しをさらに進め、藤吉香帆講師による映像制作に関する講座が行われました。学生たちはスマートフォンを活用した映像制作のポイントを学び、映像のストーリーラインを詰めていきました。特に、この日は「入学式」が行われ、新入生同士の親睦も深まりました。
3.
DAY 3 (4/8) には、鹿児島への移動が実施されました。市内見学を経て宿泊先である鹿児島サンロイヤルホテルに到着し、下鶴鹿児島市長からの歓迎の言葉を受け取ることができました。
4.
DAY 4 (4/9) は、フィールドワークが行われ、実際に鹿児島市内で取材・撮影を行う時間となりました。地元のクリエイター吉満瑞貴さんをゲストスピーカーに招き、地域でクリエイターとして活動する魅力を学び、学生たちのやる気が高まる瞬間でした。
5.
DAY 5 (4/10) 最終日には映像編集を行い、その後観光も楽しみました。ところが、悪天候の影響で一部の便が欠航し、急遽延泊となるチームもありました。しかし、その中で学生たちは互いに助け合いながら楽しい時間を持ちました。
発表会とその後
研修の成果として、映像作品のオンライン発表会が4月16日に行われることとなりました。全体セミナーはZoomで実施され、学生たちは自分たちの作品を発表し合いました。勇気を出して発表した学生たちに賛否が飛び交い、貴重なフィードバックを得ることができました。
まとめ
今年度の新入生研修は、新型コロナウイルスの影響を乗り越え、鹿児島の地で「クリエイティブシティ」に関する新しい視点を得た重要な経験となりました。教授陣も「学生たちはトラブルにもめげず、真の楽しみを見出して立派に研修を終えた」と語ります。デジタルハリウッド大学は、今後も地域との連携に注力し、クリエイターを育成するための活動を続けていきます。