オープンデータの未来を語るイベントが東京で開催
2025年度の東京都オープンデータコミュニティキックオフイベントが、7月16日(水)に東京イノベーションベース(TIB)で行われます。このイベントは、オープンデータに関心のある企業や行政機関、学術機関など多岐にわたる参加者を対象にしており、データが生み出す新たな未来について語り合う貴重な機会です。
東京オープンデータコミュニティは、年々会員数が増加し、今では600名を超えています。このコミュニティは、オープンデータを活用したイノベーションを促進するためのオンラインプラットフォームで、会員同士の情報共創や東京都との連携を強化しています。
イベントの概要
イベントはオフラインとオンラインのハイブリッド形式で行われ、特別ゲストによる講演やPower BIのハンズオンレクチャー、アイデアワークショップ、さらには特別交流会が用意されています。これにより、参加者が互いに意見を交換しながら、実践的な知識と新たな視点を得ることができます。
第1部:スペシャルゲストによる講演
このパートでは、オープンデータの将来性について、実際の活用事例や海外との比較も含めて解説が行われます。講演を担当するのは、シビックテックジャパンの理事であり、一般社団法人MAの代表理事でもある伴野智樹氏です。彼は、数多くのアイデアソンやハッカソンを手掛けてきた経験を持ち、オープンイノベーション活動の推進に尽力してきました。
第2部:Power BIのハンズオンレクチャー
続いて行われるのは、Power BIを使ったワークショップです。参加者は東京都のオープンデータを基に、実践的なアドバイスを受けながらアイデアを形にしていく体験ができます。講師は、アント・キャピタル・パートナーズの石川陽一氏が務め、彼の豊富な実績から得られる知識は参加者にとって非常に価値のあるものとなるでしょう。
第3部:特別交流会
このイベントの最後には、登壇者と参加者が意見交換を行う交流会が企画されています。現場でのネットワーキングは、今後のプロジェクトや協業の可能性を広げるための重要な機会です。
オープンデータコミュニティについて
東京都が主催するこのコミュニティは、Slackを活用したオンラインでのコミュニケーションを通じて、オープンデータを利用したいと考える人々が集まる場です。誰でも無料で参加でき、専門知識や最新情報の共有、イベントへの参加などが可能です。参加希望者は公式サイトから申し込みを行うことで、コミュニティに加入できます。
ボーンレックスについて
このプロジェクトを運営している株式会社ボーンレックスは、スタートアップから大企業まで幅広く新規事業の構築をサポートしています。“WakuWaku the World”を掲げ、クライアントに寄り添った事業支援を展開しています。
終わりに
オープンデータは、今後の社会において情報の透明性や流通の活性化をもたらす重要な要素とされています。このキックオフイベントは、その可能性を探るための素晴らしい機会です。参加することで、新たな視点とネットワークを築くことができる良いチャンスとなるでしょう。