AI時代に向けた女性活躍を促進する「Waffle College」テックキャリアコース開講

Waffle College 第4期テックキャリアコースが始動

特定非営利活動法人Waffleが、テクノロジー分野でのキャリアを目指す女子大学生・大学院生に向けた「Waffle College」の第4期テックキャリアコースを新たに開始します。デジタル化やAIの進展が進む中、女性やノンバイナリーの方々も、テクノロジーの世界での可能性を広げることが求められています。

背景と必要性

近年、特にAIの進化により、職業構造が大きく変化しています。事務職や窓口業務など、従来は女性が多く就いてきた職種が減少することが予想されています。OECDによると、日本は理工系の学問に進む女性の割合が最も低い国であり、これがさらに雇用の多様性を損なう懸念があります。この状況を打破し、多様なリーダーを育てるために、Waffle Collegeは設立されました。

特に、文系学部の学生にとっても、テクノロジーを活用する視点が不可欠です。私たちが直面する様々な課題を解決するためのテクノロジーの知識は、今後のキャリア形成において非常に重要です。

プログラムの構成

Waffle Collegeテックキャリアコースは、未経験者を対象にした半年間のプログラムです。プログラミングやAIの基本を習得することに加え、実践的なプロジェクトを通じて、課題解決のためにテクノロジーをどう活用するかを学びます。具体的な内容は以下の通りです。

- PythonによるWebプログラミング
- AIおよびコンピュータサイエンス
- チームでのアプリ開発
- リーダーシップやキャリアに関する講座
- 参加者同士の交流促進

このプログラムでは、仲間と共に学ぶピア・ラーニングを重視しており、継続的な学びの場が提供されています。修了後には、インターンシップや情報系大学院への進学など、さまざまな道が開かれることが期待されます。

修了生の声

過去の卒業生の中には、ビジネス専攻からプログラミングを学び、セキュリティ分野に進むケースもあります。また、プログラムを通じて出会った仲間と共にハッカソンに出場し、成果を上げることも珍しくありません。こうした成功例は、Waffle Collegeが提供する環境が有意義であることを示しています。

募集要項

2025年度のテックキャリアコースは、性自認が女性またはノンバイナリーの方を対象に、書類選考、課題提出、面接を経て参加者を決定します。最大30名が受け入れられ、プログラムはオンライン形式ですが、一部は東京での開催もあります。受講料は無料で、参加者は大きな時間的コミットメントを求められます。さらに、プログラムの概要と詳細を確認したい方は、Waffle Collegeの公式サイトを訪れてください。