ロボットと学ぶ幼児教育
2025-08-12 23:23:14

岡山大学附属幼稚園で四足歩行ロボットとの交流を体験するイベントを実施

岡山大学附属幼稚園での四足歩行ロボットデモ



2025年7月11日、岡山大学附属幼稚園において、四足歩行ロボットを利用した教育イベントが行われました。この取り組みは、岡山大学の学生たちと地域の幼稚園が連携し、最新の技術と幼児教育をつなぐ実践プログラムとして企画されたものです。このイベントの目的は、幼児に未来のテクノロジーを学んでもらい、地域社会とのつながりを強化することにあります。

当日は、Unitree社製の四足歩行ロボット「Unitree Go2」を始め、岡山大学の学生によって開発されたオリジナルのロボットも登場。参加した大学院生、清水優椰さんがこのロボットたちの仕組みや開発の背景について、わかりやすく園児たちに説明しました。園児たちは真剣な眼差しでその話に耳を傾け、ロボットの実演には大きな歓声を上げていました。

さらに、園児たちはロボットとの徒競走にも挑戦。大学生がロボットのコントローラーの操作方法を教えると、みな元気いっぱいに走り回る姿が見られました。この活動は、イベント全体に活気を与え、参加者全体に笑顔をもたらしました。また、なにより園児たちが実際にロボットを操作することで、自分の指示でロボットが動くという驚きと喜びの体験をしました。保護者にとっても子どもと一緒に最新技術に触れる貴重な時間となりました。

このような交流を通じて、園児たちは科学やものづくりに対する興味を育むきっかけとなり、また大学生たちにとっても、自分たちの開発した技術がどのように受け入れられるかを実感する良い機会になりました。そして、この世代間の学びの循環が築かれたことは、岡山大学、附属教育機関、そして地域社会にとって大変意義ある出来事です。

今後も岡山大学では、教育と研究を通じて社会貢献を果たしていく予定で、地域社会との連携をさらに深めていくことに期待が寄せられています。最先端の教育プログラムを通じて、子どもたちが未来の技術に親しみ、興味を持って学んでいく姿勢が、次世代の育成に寄与すると考えています。

岡山大学の取り組みは、地域中核・特色ある研究大学として、地域に根ざした教育・研究活動を推進する重要なステップです。今後のさらなる活動にも注目が集まります。


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