物流DXへの出資
2025-11-13 11:03:03

LTSが物流DXのアセンドに出資、業界の変革を推進へ

LTS、アセンドへの出資を発表



株式会社エル・ティー・エス(LTS)は、物流デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むスタートアップ、アセンド株式会社への出資が完了したことを発表しました。この提携により、両社は物流業界の革新を共に推進していくことを目指します。

出資の目的と背景


アセンドは2020年3月に設立され、「物流の真価を開き、あらゆる産業を支える」をミッションに掲げています。このスタートアップは、運送業に特化したクラウド型ERP「ロジックス」を提供し、運送会社の経営管理や業務の効率化を支援しています。また、コンサルティング事業も展開しており、顧客には行政や荷主企業、運送会社が含まれています。

LTSの出資は、アセンドの取り組みを強化するためのものであり、以下のような活動を行う計画です:

1. 共同提案によるコンサルティング案件の獲得
大手企業や政府機関に対する物流分野のコンサルティング案件への共同提案を行い、積極的に新しいビジネスチャンスを得る。

2. 人材交流によるシナジーの創出
アセンドとLTS間で人材交流を促進し、具体的なプロジェクトにおけるシームレスな連携を図ることで、双方の強みを最大限に活かします。

それぞれの期待とコメント


LTSのVC事業部長である北川朝輝は、「アセンドが物流業界の変革に挑戦する姿勢に深い共感を抱いている」とし、単なる資金提供に留まらず、両社が協力して物流業界全体の革新に貢献する意欲を示しました。特に、LTSのコンサルティング能力とアセンドの専門知識を活かし、業界の構造的課題を解決していくことに期待を寄せています。

一方、アセンドの代表取締役社長、日下瑞貴氏はこの出資に感謝しつつ、コンサルティング能力の重要性を強調しました。彼は、これまで多くの荷主企業や運送会社に対してコンサルティングサービスを提供してきたことや、今回の提携が物流危機に立ち向かうための大きな戦力になると確信しています。彼の言葉からは、物流業界の未来に向けての強い使命感が感じられます。

LTSのVC事業部について


LTSのVC事業部は、スタートアップの支援や事業創造に特化した部門で、戦略策定からオペレーションの運営まで幅広い支援を行っています。これまでには、新規事業の創出支援や大手商社との共同プロジェクトにも取り組んできました。

まとめ


今回のLTSとアセンドの連携は、物流業界におけるデジタル化の進展と効率化を加速させるだけでなく、全体の質を高める重要な一歩となります。両社が協力し合うことで、物流が日本経済にとってより強固な基盤となる未来に期待が寄せられます。今後の進展に注目です。

詳しい情報は、LTSの公式サイトアセンドのウェブサイトをご覧ください。


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