地域社会の未来を創造
2024-12-19 02:31:18

岡山大学が推進する「共生型連合体」が地域社会に革命をもたらす!

岡山大学が推進する「共生型連合体」が地域社会に革命をもたらす!



国立大学法人岡山大学は、2024年12月13日に「共生型連合体」の第1回個別ミーティングをオンラインで実施しました。このミーティングには岡山大学の教員のほか、筑波大学、大阪大学、山梨大学の専門家も参加し、今後の共同作業に向けた重要な議論が行われました。

共生型連合体とは?



「共生型連合体」とは、国家戦略特区内にある大学群が協力して社会変革を推進するために設立された枠組みです。スーパーシティ国家戦略特区やデジタル田園健康特区において、これら大学が共同で取り組むことで、地域課題の解決や新たなイノベーションを生み出すことが期待されています。

この取り組みは、地域住民を中心に持続可能な社会を作り上げるために、各大学の知見や技術を共有しながら連携を深めることを目指しています。参加大学には、筑波大学、大阪大学、山梨大学があり、それぞれの専門知識を活かした取り組みが行われています。

フォーカスされた議題



このミーティングでは、岡山大学学術研究院の野上教授が林業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)や、岡山大学病院の牧講師が医療データを対象としたデータセンター構想についてプレゼンテーションを行い、そこから新たな展開を模索しました。各大学の現状や課題についても意見交換が行われ、地域課題解決に向けた方向性が明確になりました。

議論の中で特に重要視されたのは、地域特有の課題に対するDXプロジェクトの展開や大学間の人材育成モデルの構築でした。林業や鳥獣害対策におけるテクノロジーの導入、さらには共生型連合体としての規制改革の必要性についても多くの意見が述べられました。

今後の展望



本ミーティングでは、地方自治体との連携や大学からのスタートアップ企業の創出に向けても話し合われ、今後も継続的に具体的なプロジェクトを進めていくことが合意されました。那須学長も、これらの取り組みが地域社会において重要な意味を持つと述べ、今後の発展に期待を寄せています。

岡山大学は、今後も筑波大学、山梨大学、大阪大学との連携を深め、我が国初の試みである「共生型連合体」を介して社会変革を推進していきます。これは、岡山大学の長期ビジョン2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現にも寄与する重要なステップとなるでしょう。

本取り組みは、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の一環でもあり、全学を挙げて戦略的に進められています。岡山大学のさらなる活躍にご期待ください。


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