追悼展開催
2026-07-09 19:42:33

中平穂積追悼展「THE TRAJECTORY OF JAZZ」がパリと東京で開催!

中平穂積追悼展「THE TRAJECTORY OF JAZZ」



2024年12月に88歳でこの世を去ったジャズフォトグラファー、中平穂積の初となる追悼展「THE TRAJECTORY OF JAZZ(ジャズの軌跡)」が、2026年8月25日からフランス・パリと東京(浜離宮恩賜庭園)で同時開催されます。この展覧会は、中平穂積の業績を称え、彼の作品が持つ芸術的意義を国際的に広めることを目的にしています。

中平穂積は1961年のアート・ブレイキー初来日公演を皮切りに、ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビス、ビル・エヴァンス、セロニアス・モンクなど、著名なジャズミュージシャンを40年以上にわたり撮影し続けました。彼の経歴は、ただの写真家に留まらず、ジャズ喫茶「DIG」や「DUG」の創業者としてジャズ文化を支え続けたことでも知られています。

この回顧展は、フランスのアートネットワーク「ギャラリー・ジョセフ」の代表、マイケル・ティムシットとの協力のもと開催され、国際メディアである「ACUMEN」などが支援を行います。膨大な数の作品が展示される本展では、ジャズ写真というジャンルが、これまで以上に現代アートの一部として再評価されることが期待されています。

展示構成の特徴

本展は、パリと東京という二都市での開催が特徴です。パリのギャラリー・ジョセフは、都市のエネルギーと創造性を象徴する「動」を themeに掲げ、それに対し東京の浜離宮恩賜庭園内の芳梅亭は、日本文化の静けさと歴史性を大切にした「静」を表現します。このように、対照的な場所を設けることで、ジャズのダイナミズムや静謐さを同時に感じ取る機会を提供します。

中平穂積の写真は商業目的ではなく、非常に希少なプリント作品が展示されることも展覧会の魅力の一つです。展示されるのは当時のシルバーゼラチンプリントであり、見る者に特別な体験を提供します。

また、中平穂積は、彼が敬愛してやまないアンリ・カルティエ=ブレッソンが過ごした地・フランスでの展示を常に望んでおり、今回の展覧会がその願いを叶える形となります。パリで生きたブレッソンと、東京で活動した中平穂積の軌跡を辿りながら、彼の名作に触れることができる貴重な機会です。

展覧会の詳細


フランス展の情報
  • - 開催日: 2026年8月25日~30日
  • - 営業時間: 11時~18時(最終日は17時まで)
  • - 場所: GALERIE JOSEPH(5 Rue Sainte-Anastase)
  • - 入場: 無料

東京展の情報
  • - 開催日: 2026年8月28日~30日
  • - 営業時間: 8/28金 11:30~16:00、8/29土 10:00~16:00、8/30日 10:00~15:00
  • - 場所: 浜離宮恩賜庭園(芳梅亭)
  • - 入場: 無料(浜離宮恩賜庭園の入園料300円が別途必要)

本展は、中平穂積への追悼の意を込めて、その功績を讃えるだけでなく、日本のジャズ文化が新たな時代の幕開けを告げることを願って開催されます。彼が残したジャズの足跡と、共に彼を支えたすべての人々に深い感謝を捧げる機会となるでしょう。


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