再生可能エネルギーを共同購入する新プロジェクトが始動!
株式会社エナーバンクが、東京電力管内の一般家庭や法人を対象にした「再エネでんき共同購入プロジェクト」の参加者募集を始めました。このプロジェクトは、参加者同士で電気を共同契約し、コストを削減できることを目的としています。さらに、環境への配慮も考慮され、再生可能エネルギー100%の電力プランのみを扱っています。
プロジェクトの背景と目的
近年、脱炭素社会の実現が求められる中で、エネルギーの選択肢として再生可能エネルギーの重要性が高まっています。エナーバンクは、経済産業省の補助金を活用し、この新しいプロジェクトを立ち上げました。参加者たちが共同で電力を契約することで、電力会社のコスト削減が可能になり、その結果としてお得な料金プランを提供できるのです。一般家庭向けの共同購入プロジェクトはこれまで困難だったため、この取り組みは意義深いものとなっています。
プロジェクトの特徴
このプロジェクトでは、実際の使用量に基づいた電気料金の試算が行われるため、より精度の高いシミュレーションが可能です。データは一般社団法人電力データ管理協会から取得された電力データを活用し、スマートメーターによって計測された30分間隔の情報を用います。これにより、月単位や年単位ではなく、リアルタイムな電力使用状況に即した比較ができるのです。シミュレーション結果の提示や契約切替の申し込みは2025年12月を予定しています。
プランの選択肢
参加者は、東京電力エナジーパートナーの標準プランや固定単価型、市場連動型など、さまざまなプランから比較・選択ができます。参加することで自分に適した最適な契約を選べるため、この取り組みは広く利用されることが期待されています。
無料で参加できる特典
このプロジェクトへの参加は無料であり、さらに一般家庭対象のアンケートに参加すれば特典が用意されています。参加を希望する方は、以下の専用サイトからお申し込みください。
申し込みはこちら
対象は東京電力管内で電気を利用されている一般家庭及び低圧契約の法人となっており、申し込み期間は2025年11月4日から2026年1月16日までです。
参加方法について
参加方法は簡単です。専用サイトから申込みができ、全ての手続きがWEB上で完結します。また、既に大手電力会社と協議を進めており、今後さらなる参加が見込まれています。
地域の自治体との連携
このプロジェクトは、埼玉県さいたま市や東京都の港区、新宿区、品川区、世田谷区、葛飾区、稲城市などと連携して進められています。これにより、地域全体の再エネ導入が促進されることが期待されています。
会社概要
エナーバンクは、2018年に設立された企業で、電力オークションシステムの開発・運営や、環境価値取引プラットフォームの管理を行っています。脱炭素化に向けたデジタルコンシェルジュサービスなど、幅広い事業を展開しており、現代のエネルギー需給問題に取り組んでいます。
公式サイト
再エネでんき共同購入プロジェクトは、持続可能な社会の実現に向けた新しい一歩です。この機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。