新たなラボ・オフィス
2026-02-09 11:41:55

東京建物、ライフサイエンス特化の賃貸ラボオフィス開発を開始

東京建物、ライフサイエンス分野に特化した賃貸ラボオフィス開発を開始



東京建物株式会社は、大阪府箕面市において初となる賃貸ラボ・オフィス「(仮称)箕面船場東一丁目賃貸ラボプロジェクト」の着工を発表しました。このプロジェクトは、2026年2月7日の着工を予定しています。

国家のスタートアップ創出戦略


日本はその長い間、開業率やユニコーン企業数の少なさから、イノベーション創出や新産業の育成において欧米諸国と比較して課題を抱えてきました。これに対抗するため、日本政府は2022年を「スタートアップ創出元年」と掲げ、成長が期待される分野への支援を強化しています。

特に、ライフサイエンス分野は、創薬や再生医療、バイオテクノロジーといった高度な研究が求められ、スタートアップにとって高い参入障壁となっています。また、企業間の協業や共同研究施設が求められていることも、スタートアップ支援の重要な一環です。これらの背景から、実験環境と産学官連携を提供する賃貸型ラボの整備が注目されています。しかし、現時点ではこのニーズに対応できる施設は限られています。

開発の目的と特徴


東京建物は、この課題を解決するため、賃貸ラボ・オフィスの開発に乗り出しました。本施設は、大学発のスタートアップ企業の事業化支援や企業間の協業機会を拡大し、国内のスタートアップエコシステムの強化に寄与することを目的としています。

新たに確保した第2号物件の開発用地が箕面市内にあり、将来的にはエリアのさらなる拡大も視野に入れています。入居予定企業は、大学発のスタートアップや製薬、食品、化粧品関連の研究開発機能を有する企業などで、彼らの多様なニーズに対して柔軟に対応する設計がなされています。

本物件の立地


本物件は、交通利便性に優れた箕面船場エリアに位置し、北大阪急行線の「箕面船場阪大前」駅から徒歩約8分の場所に位置します。このエリアは、大阪市内へのアクセスも良好で、「新大阪」駅まで約16分、「梅田」駅まで約23分等、交通の便も抜群です。また、隣接する大阪大学吹田キャンパスへのアクセスも良いため、ライフサイエンス分野の研究機関との連携も期待されます。

施設の特徴


本物件では、最小約20坪から最大約240坪の多様な貸室タイプを提供します。バイオセーフティレベル(BSL)2に対応し、実験に必要な設備を整え、入居企業にとって使いやすい環境を提供します。さらに、共用ラウンジも設けられ、スタートアップ企業支援やイベントの開催が予定されています。

施設内には、以下のような設備が備えられます:
  • - バイオセーフティレベル(BSL)2対応
  • - 設備バルコニー完備
  • - 給排水引込可能
  • - 局所排気装置設置可能
  • - 館内利用者向けの店舗

東京建物の未来の展望


東京建物は、2030年に向けた長期ビジョンとして「次世代デベロッパー」を掲げ、新規事業の開発を重点戦略に据えています。この賃貸ラボ・オフィス事業を含む様々なプロジェクトを通じて、インフラ・インダストリー領域での革新を進めています。

さらに、一部のプロジェクトには、公共施設やスポーツレジャー施設の整備など、幅広く地域に貢献する事業も展開しています。これにより、箕面船場エリア全体の発展に寄与し、地域の活性化を図る方針です。

まとめ


この度の賃貸ラボ・オフィスの開発は、日本におけるライフサイエンス分野のスタートアップ育成や技術革新の一助となることが期待されています。東京建物の取り組みにより、地域経済の活性化と新しいビジネス創出が加速することを大いに期待しています。


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