BuySell TechnologiesのISMS認証移行
株式会社BuySell Technologiesは、このたび情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を更新し、最新の国際規格である「ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023」へ移行したと発表しました。この更新は、同社が提供するリユースサービス「バイセル」の運営において、顧客や取引先の機密情報及び従業員の個人情報を高いレベルで保護するための重要なステップです。
ISMS認証取得の背景
リユース事業を展開する中で、BuySell Technologiesは多くの機密情報を取り扱っています。このような情報を安全に管理・運用することが求められており、2023年にはISMS認証「ISO/IEC 27001:2013」を取得しました。しかし、サイバー脅威や技術の進展に対応するため、常に最新のセキュリティ基準に基づいた改善を図ることが重要です。今回の移行は、その一環として位置付けられています。
新たに取得した「ISO/IEC 27001:2022」は、特にクラウドサービスやリモートワークの普及、個人情報の保護、サイバー攻撃への対応策が強化されています。これにより、同社の情報管理体制はより堅牢なものとなり、顧客からの信頼も一層高まることが期待されます。審査を経て、BuySell Technologiesの運用体制が最新の基準に適合していると評価されました。
認証登録概要
以下は、ISMS認証に関する詳細情報です。
- - 認証基準: ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023
- - 登録組織: 株式会社BuySell Technologies
- - 認証登録範囲: 着物・ブランド品のリユース事業
- - 認証範囲: 本社、船橋ロジスティクスセンター
- - 認証登録日: 2023年6月9日
- - 認証更新日: 2025年7月2日
- - 認証登録番号: IS 788056
- - 審査機関: BSIグループジャパン株式会社
ISMSとは何か?
ISMS(Information Security Management System)は、情報の漏洩を防止し、改ざんや誤りを防ぎながら、必要な時に必要な人が利用できるようにする仕組みです。企業においては、情報のセキュリティを確保するための基本的なフレームワークであり、国際規格である「ISO/IEC 27001」は、この具体的な構築方法や運用方法を定めています。この規格は、情報セキュリティの確保に向けた体系的な取り組みを促進するためのガイドラインを提供しています。
会社概要
BuySell Technologiesは、「人を超え、時を超え、たいせつなものをつなぐ架け橋となる。」というミッションを掲げ、中古品の買取・販売を行う総合リユース事業を展開しています。出張買取を中心に、着物や切手、ブランド品などを取り扱い、次の必要な方へとつなぐ活動を行っています。また、テクノロジーの活用を重要な戦略としており、自社開発のプロダクトによって業務の効率化やデータの活用を通じた成長を目指しています。
毎年40万件以上の出張査定を行い、400店舗以上の買取店を展開するなど、リユース業界でもトップクラスの成長を続ける企業となっています。このような信頼性の高い情報管理体制の確立は、業界全体の信頼性向上にも寄与すると期待されています。
おわりに
BuySell TechnologiesのISMS認証の更新は、同社の情報セキュリティに対する真摯な姿勢を示すものであり、今後の事業運営においても安心・安全な情報管理体制の維持と強化に努めていくことでしょう。リユース事業を通じて、多くの顧客や取引先が安心して利用できるサービスを目指しています。