グロービス経営大学院 英語MBAプログラムの卒業式
2023年11月23日、東京都千代田区にあるグロービス経営大学院にて、パートタイム及びオンライン英語MBAプログラムの卒業式がハイブリッド形式で執り行われました。この卒業式では、66名の学生が世界21カ国から集まり、歴史的な瞬間を迎えました。このプログラムの修了をもって、これまでに培われた英語MBAプログラムの卒業生数はついに1,000名を超えました。
式は、本校の学長である堀義人氏によって進行され、彼は卒業生に向けて次のように激励しました。「本日、新たな『ビジョナリー・リーダー』としての一歩を踏み出す皆さんを心より嬉しく思います。この歴史的な卒業式を共に祝うことができて光栄です。どんな困難にあっても、皆さんは団結し、学び続け、ついにこの日を迎えました。リーダーとしての成長を誇りに思ってください。」
また、二人の卒業生が代表スピーチを行い、グロービスでの2年間の経験と将来への意気込みを語りました。イスラエル出身のFederico Martin Taicher氏は、卒業に至るまでの仲間との絆の重要性を強調しました。「このMBAという旅の価値は、共に学んだ仲間たちと共に成長したことにあります。成長はすべてが個々の努力だけでは実現しません。周りを見渡して、これまでの経験を反芻してほしい。」と述べ、仲間たちとの思い出に感謝の気持ちを伝えました。
フィリピン出身の学生代表、Ma. Krystle Marianne Yap氏も自身の体験をシェアし、志の大切さを語りました。「私の志は非常に個人的なものでありながら、他者に良い影響を与えることでもあります。私たちは経験や反省を通じて成長し、志を育んでいきます。グロービスでは知識以上のものを得られました。それは、自身の使命を明確にし、それに基づいてアクションを取る力です。」と、彼女なりの学びの旅の意義を強調しました。
グロービスの英語MBAプログラムは2009年に開設され、2017年からオンライン提供も開始。これまでに1,050名を超える卒業生を輩出しており、学生の約半数は海外出身です。この多様な背景が、国際色豊かな学習環境を作り出しています。
今年の卒業生の出身国には、カナダ、中国、フランス、インド、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、リベリア、オランダ、ナイジェリア、フィリピン、ポーランド、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、ウクライナ、アメリカ、ベトナムの国々が含まれています。
グロービス経営大学院では、「テクノベート」科目が導入されており、学生たちはテクノロジーを活用したイノベーションを学んでいます。また、コーポレート・メンターシップ・プログラムでは、国際的なMBA人材が企業と連携し、実際のビジネス課題に取り組む機会を提供しています。これにより、学生は実務経験を通じて学んだ知識を活用する貴重な機会を得ることができます。
今後もグロービス経営大学院は、テクノベート時代に適応したビジネスリーダーの育成に努め、さらなる教育の質の向上およびグローバルな視野を持つ人材の誕生を目指していきます。