京都発のセレクトショップ「WOODY HOUSE」が東京進出
最近、京都府舞鶴市に本社を置く株式会社ウッディーハウスが、2026年春に東京都立川市に初の直営店舗「WOODY HOUSE 立川店」をオープンすることが発表され、話題を呼んでいます。このセレクトショップは「地方にも本物を」を掲げており、地域との関わりを大切にした店舗作りを行っています。
地域に根ざしたビジョン
ウッディーハウスは、創業以来26年の歴史を持つ企業です。「服と人と街をつなげる」という理念に基づき、地方の魅力を発信してきました。京阪神エリアや東海地方で多くの店舗を展開し、2025年には年商37億円を達成した実績を持ちます。安定した成長を続ける中で、地方から全国的なファンを形成してきました。
その成長を支えるのは、実店舗の運営とオンラインストアを組み合わせたハイブリッドモデルです。このように、顧客との信頼関係を重視した事業展開は、今後の東京進出にとっても大きな強みになるでしょう。
TOKYOへの挑戦
ウッディーハウスは、東京進出に向けて2025年11月にはポップアップショップを開催します。このイベントは、YouTubeチャンネル「中年の部屋」によるもので、約2日間にわたって多くの来場者と直接対話や商品の体験を提供します。それにより、東京の顧客からの反応を基に、正式出店への参考にされることでしょう。
新たな都市において、地方で築いた信頼をどう受け入れられるか、業界からの注目が集まっています。ウッディーハウスは、ただのアパレル企業に留まらず、地域活性化や地方創生にも挑戦の幅を広げていきます。
店舗の特色
新しく展開される立川店は、地域の空気に適応した商品提案や人とのつながりを大切にします。そのため、ただの買い物の場としてではなく、来店者同士やスタッフとのコミュニケーションが楽しめる「居場所的セレクトショップ」という性質を持つことを目指しています。
また、店舗は複合施設「GREEN SPRINGS」に位置し、ウェルビーイングをテーマにした環境です。地域に根ざした事業展開を行う中で、ウッディーハウスは東京に新たな価値を提供し、地域の雰囲気とも融合を図りながら進化させていきたいと考えています。
まとめ
ウッディーハウスの東京進出は、多くのファンからの期待に応える形で実現するもので、地方からのアパレルブランドが都市部でどのように受け入れられるか、非常に興味深い挑戦が始まります。
今後も「WOODY HOUSE」を通じて、地域に新しい風を届け続けることが期待されます。これからも目が離せないブランドです。