エコストアとアスコットが手を組み、持続可能なホテル体験を実現
東京都千代田区に本社を置く株式会社ecostore JAPAN(以下、エコストア)が、グローバルなホスピタリティブランドであるアスコットと提携し、2025年3月よりアスコットが運営するホテルやサービスアパートメント、合計20のプロパティにおいてエコストアの商品を導入することが決まりました。これにより、宿泊するお客様は環境に優しい日常生活をサポートする製品を利用できるようになります。
提供される製品の詳細
今回導入されるのは、エコストアが誇るナチュラルデイリーケアの商品、具体的には衣類や食器を効果的に洗浄するための洗剤です。特に、洗たく用には【ユーカリ】と【ゼラニウム&オレンジ】の香りが採用され、食器用には【レモン】と【グレープフルーツ】の香りが楽しめます。全て500mlのボトルで提供され、環境にも優しい仕様になっています。これらの製品は、宿泊客が快適に過ごすための重要なアイテムとして、各部屋に設置されます。
取り組み背景とサステナビリティへのこだわり
エコストアは、「人と地球に優しい製品」を目指し、自然由来の原料を厳選して使用しており、洗剤の製造過程やパッケージデザインにも配慮が施されています。一方アスコットでは、従来の使い捨てアメニティから、リフィル可能なものへと移行し、プラスチック製品の代わりに竹やアルミなど環境への負荷を軽減した素材を選んでいます。このように、エコストアとアスコットの取り組みは、宿泊者に持続可能なライフスタイルを提案することを狙っているのです。
GSTC認証取得の意義
この度のプロジェクトに先立ち、アスコットは、国際的なサステナブルツーリズムの認証制度である「GSTC認証」を日本で初めて取得しました。この認証を通じて、同社は観光業における持続可能な取り組みの評価を受け、今後もっと積極的な環境への配慮を進めていく考えです。このようなサステナブルな取り組みを行うことで、アスコットはお客様が滞在中にエコフレンドリーな行動に参加できる機会を提供します。
エコストアのメッセージ
エコストアの関係者は、「このエコストアの洗剤がアスコットのプロパティで使用されることを、大変嬉しく思います。宿泊時に当社製品を使うことで、環境に配慮したライフスタイルを身近に感じていただけることを願っています」とコメントしています。また、アスコットも「お客様に快適な滞在を提供するだけでなく、その中で環境へ意識を向けてもらえる機会を持っていただきたいと考えています」と述べています。
具体的な導入施設
エコストアの商品が導入されるのは、アスコット丸の内東京、サマセット品川東京、シタディーン新宿東京、lyf渋谷東京といった多種多様な施設です。具体的には、アスコット、サマセット、シタディーンなどの5つのブランドで展開される計20プロパティにおいて、2025年9月までに導入完了を予定しています。これらの施設では、環境に配慮したサービスを提供するだけでなく、宿泊客にも新たな体験をもたらそうとしています。
まとめ
エコストアとアスコットの提携は、持続可能な社会の実現に向けた新たな一歩です。この取り組みによって、ホテルに宿泊するすべての人に、環境への配慮を考える機会が提供されることでしょう。これからの宿泊が、心地よい滞在であると同時に、環境に対する意識を高めてくれることを期待します。今後も、エコストアとアスコットの動向から目が離せません。