ASTHOM partnersに新たな仲間、オランダファームのIKG FASが加入
2025年3月5日、グローバルなアカウンティングネットワーク「ASTHOM partners」が新たにオランダに本社を置くIKG FAS B.V.をメンバーに迎えました。この新加入により、ASTHOM partnersはその体制を一層強化し、欧州市場における日系企業の活動をさらに支援することを意図しています。これにより、既にメンバーとして partnersにいる英国のBlick Rothenberg Limited、AGSコンサルティング、Hotta Liesenberg Saito LLPと共に、より広範囲なサービス展開が可能となります。
新たに加わったIKG FAS B.V.について
IKG FASは2022年に設立され、オランダを拠点に欧州内でのM&Aや子会社の会計管理、さらにはサステナビリティへの対応支援を行っている会計アドバイザリー会社です。オランダは、欧州の経済の中心であり、大西洋と口を持つ地域としても重要な役割を果たしています。また、多言語に堪能な人材が豊富で、外国企業に対する支援も積極的に行われています。過去400年以上に渡る日本との通商関係を背景に、IKG FASは日系企業の持続可能な成長をサポートしてきました。
Blick RothenbergとASTHOMの関係
新たにメンバーとして迎えられたBlick Rothenbergは、1945年に設立された会計・監査・税務アドバイザリー会社で、顧客との信頼関係を非常に重視しています。多言語対応が可能で、国際企業の英国進出支援などにおいて豊富な実績があります。2024年にGreenback Alan LLPを経営統合し、ASTHOM partnersの一員となりました。
ASTHOM partnersのビジョン
ASTHOM partnersは2022年に、AGSグループとHLSが日系企業に特化したサービスを提供するために設立したグローバルアカウンティングネットワークです。他の欧米系のネットワークと異なり、日本の商習慣に特化し、各国のビジネス慣行に精通したスタッフが、メンバーファーム同士の連携を通じて、ニーズに応じたサービスの提供を行っています。これからもASTHOM partnersは、グローバルなネットワークを拡大し、持続可能な企業活動の支援を進め、信頼できるパートナーとしての地位を確立していくことを目指します。
日本とオランダの良好な関係
日本とオランダは400年以上の歴史を持つ通商関係があり、特に日蘭通商航海条約の締結によってもたらされた関係は現在でも良好です。今や700社以上の日本企業がオランダに進出しており、その数は増加の一途をたどっています。AT HOMEとASTONISHの言葉をかけ合わせた「ASTHOM」という名称が示すように、同ネットワークは、顧客に驚きを与えつつ、信頼されるパートナーであり続けることを目指していきます。
以上のように、ASTHOM partnersが新たに迎えたIKG FASの加盟は、欧州における日系企業のグローバルな展開を後押しする重要な一歩となります。今後も良質なサービスを通じて、多様化する市場のニーズに応えていくことでしょう。