新しい生活様式の幕開け、顔認証マンション「エンクレスト」
顔認証技術の導入が新たな価値をもたらしています。ミガログループのDXYZ株式会社が開発した顔認証プラットフォーム「FreeiD」が、えんホールディングスが展開するマンションシリーズ「エンクレスト」に導入されることが決まりました。これは、福岡市を中心とした最新のデザイナーズマンションの中で、革新的な試みとなっています。特に注目が集まるのは「エンクレスト博多BRIGHT」と「(仮称)エンクレスト住吉2丁目」の二つの物件です。
顔認証プラットフォーム「FreeiD」とは
「FreeiD」は、スマートフォンアプリを通して顔を一度登録するだけで、入退室や本人確認、決済など様々な行動を顔認証で行うことができるプラットフォームです。これにより、鍵や財布を持たずとも、『顔だけで、世界がつながる』という未来的な生活スタイルが実現します。
この技術は、集合住宅向けに特化した「FreeiDマンション」ソリューションを通じて、エントランスやエレベーターなどの共用部分から、各専有部までを全て顔認証で運営するという、国内で初めての「オール顔認証マンション」を実現しようとしています。2024年11月末までに143棟の導入が予定されており、多様なスペースに顔認証サービスが導入されていく見込みです。
「エンクレスト」マンションシリーズの魅力
えんホールディングスが展開する「エンクレスト」シリーズは、高いデザイン性とともに、お客様の安全で快適な生活を提供するため、最新技術を積極的に取り入れています。「エンクレスト博多BRIGHT」はえんホールディングスとして初めての顔認証マンションとなり、エントランスに「FreeiD」を導入しています。また、第二号物件である「(仮称)エンクレスト住吉2丁目」では、全176戸中32戸を「FreeiD」で指定し、共用部の利便性を最大限に引き出す設計がなされています。
さらに、この導入により、物件のセキュリティが格段に向上し、入居者は安心して暮らせる環境が整います。両手が塞がっていても出入りができる利便性は、繁忙な現代社会において大きな魅力です。
未来へ向けた取り組み
ミガロホールディングスグループは、DXYZを通じて顔認証プラットフォームをさらに発展させ、スマートシティのソリューションを提供し続ける方針です。デジタルとリアルの融合を加速させ、生活の中の様々なサービスをデジタル技術でサポートすることで、より豊かな生活を実現します。これにより、住宅業界における新しいモデルケースを示すと同時に、より安全で快適な社会を築くための礎を作ります。
物件概要
- 住所:福岡市博多区美野島2丁目
- 構造/規模:鉄筋コンクリート造14階
- 戸数:72戸
- 竣工:2025年3月予定
- 住所:福岡市博多区住吉2丁目
- 構造/規模:鉄筋コンクリート造15階
- 戸数:176戸
- 竣工:2025年7月予定
これからの住宅は、ただ居住する場所ではなく、生活を豊かにするための空間へと進化していきます。新たな技術がもたらすこの変革が、今後どのような形で進んでいくのか、私たちも注目していきたいですね。