日比谷公園賞受賞
2025-10-29 11:28:17

日比谷公園第二花壇が国土交通省都市局長賞を受賞、未来を見据えた整備が評価される

日比谷公園第二花壇、国土交通省都市局長賞受賞



株式会社日比谷アメニスが手がけた「日比谷公園第二花壇施設整備工事」が、第41回都市公園等コンクールにおいて国土交通省都市局長賞を受賞しました。この受賞は、日比谷アメニスのみならず、共同企業体である株式会社昭立造園や株式会社みつきにとっても大きな功績となります。このコンクールは、都市公園の設計や施工、管理運営などに関わる優れた作品が評価されるもので、特に先進的な都市公園の創造に寄与することを目的としています。

公園整備の理念と目的



今回の整備が施された日比谷公園は、2033年に開園130周年を迎えるにあたり、すべての人が楽しめる空間を目指して段階的に改修が進められています。具体的には、年齢、性別、国籍、障がいの有無にかかわらず、誰もが利用しやすい「バリアフリー」な環境を整えています。

整備された芝庭広場では、特にバリアフリー化を重視し、柵を取り除き、スロープを設けて段差を無くしました。その結果、どのような方でも安心して立ち入れるようになりました。また、周辺の景観との調和を考えた「ビスタ景観」の導入により、公会堂から噴水、小音楽堂までの視覚的なつながりが強化されています。

先進的なデザインと施工技術



設計段階では、3Dモデルを活用して関係者間でのイメージ共有を図り、施工の正確性と安全性の向上を目指しました。これにより、美しいだけでなく機能的な空間も実現されました。工事中においても、既存の樹木を保護し、搬入車両の出入りを最小限にするなど、周囲の環境に配慮する取り組みが行われました。

整備結果として、広場は昼休みに小休憩を取る場としてだけでなく、家族や友人との集まりの場としても利用されるようになっています。また、整備された新たな園路は、都心のオアシスとしての役割を果たしつつ、多世代が集まる憩いの場となっています。

企業の取り組み



株式会社日比谷アメニスは、「AmenityScape Creation=快適空間の創造」を企業理念に掲げ、多くの造園や緑地管理のプロジェクトに取り組んでいます。公園や公共施設の管理運営にも携わり、地域社会の環境づくりに尽力しています。

今後も、日比谷公園の整備を通じて、より多くの人々に親しまれる空間を提供することを目指していくでしょう。これからも日比谷公園の動向から目が離せません!


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