日本発の翻訳支援ツール、新たなブランド名へ
八楽株式会社が提供する翻訳支援ツール「ヤラクゼン」は、2025年4月1日から「ヤラク翻訳(YARAKU Translate)」へとリブランディングすることが発表されました。この変更は、ユーザーにより身近で理解しやすい翻訳サービスを提供するための取り組みです。特に、名称に「翻訳」という言葉を取り入れることで、サービス内容を直感的に伝える狙いがあります。
ヤラクゼンの成り立ちとその進化
「ヤラクゼン」は2014年に誕生し、以来、翻訳管理システムとして多くのユーザーに親しまれてきました。シンプルで直感的なユーザーインターフェースが特徴であり、翻訳メモリ、機械翻訳、さらには人の手による翻訳を組み合わせたハイブリッド型の翻訳プロセスが高く評価されています。これにより、作業の効率化と翻訳の品質を向上させてきました。
最近では、生成AIを活用した翻訳支援への対応も進めており、最新の技術を取り入れた日本のCATツール(Computer Assisted Translation Tool)として進化を続けています。このような背景を持つヤラクゼンが、新たに「ヤラク翻訳」として生まれ変わることになります。
リブランディングの目的と意義
今回のリブランディングにより、八楽株式会社は翻訳ツールとしての認知度を一層高めることを目指しています。今後は「ヤラク翻訳」という新たな名称のもと、高性能かつ柔軟性のあるCATツールとしてさらに発展させていく方針です。ユーザーにとって使いやすく、理解しやすいサービスの提供へとシフトしていくことが期待されています。
今後のサービス展開
名称変更に伴い、サービス内の表記やロゴも徐々に「ヤラク翻訳」へと変更されていきますが、現在のユーザーは特別な手続きなく、これまで通り安心して利用できる環境が維持されるとのことです。これにより、八楽の取り組みに引き続き期待が集まります。
八楽株式会社のミッション
八楽株式会社は「グローバルコミュニケーションを楽しく。」というミッションを掲げ、言語の壁を超えたスムーズな情報交換を実現するために日々取り組んでいます。AI翻訳から編集、共有、そして翻訳会社への発注まで、ユーザーに必要な翻訳関連サービスをワンストップで提供する「ヤラク翻訳」を通じて、多様な文化や価値観を尊重し、グローバルな活躍を支援する姿勢を貫いています。
会社概要
八楽株式会社(Yaraku, Inc.)は、東京都渋谷区に本社を構え、2009年に設立されました。代表取締役は坂西優氏で、主に多言語コミュニケーションツールの企画・開発・運用を行っています。
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八楽株式会社公式サイト