立正大学が新たに給付型奨学金「立正未来エール奨学金」を設立

立正未来エール奨学金の新設

立正大学（東京都品川区）は、2026年度に入学する学生を対象として新しい給付型奨学金「立正未来エール奨学金」を設けることを発表しました。この制度では、入学から卒業までの4年間で合計96万円が支給され、給付型のため返済の必要はありません。

支援の背景と目的

本奨学金は、経済的な理由により既存の奨学金制度が利用できない学生に向けた支援を目的としています。出身地域や保護者の所得状況が影響し、奨学金を申請しづらい方々に対して、大学生活への意欲を最大限に引き出すことを目指してます。立正大学は多様な学びを経験し、社会貢献を志す人材を育成するため、この新制度を設立しました。

奨学金の特徴

立正未来エール奨学金は以下のような特徴があります：

- 返還不要の給付型：給付額は返済が必要ないため、経済的な負担を軽減します。
- 早期採用決定：大学入学前に奨学金の採用が決まるため、安心して入学準備ができます。
- 年間24万円の継続給付：4年間で96万円が支給され、安定した学びの環境を保証します。
- 多様な応募者の可能性：国の給付型奨学金が受けられない方でも応募できるため、より多くの学生にチャンスが広がります。

この奨学金の採用においては、学力よりも「大学生活への意欲」や「物事に積極的に取り組む姿勢」、「周囲と協力して問題解決に向かう姿勢」が重要視されます。この姿勢は、大学生活を通じての成長を促し、将来的には社会で活躍できる人材へと育てることを目的としています。

新制度の相談窓口

奨学金の詳細や応募方法については、立正大学のオープンキャンパスで専用相談ブースが設けられます。開催は6月から9月にかけて行われ、直接の質問や相談が可能です。興味のある方はぜひ訪れて、具体的な情報を確認されることをお勧めします。

立正大学は、学生が安心して学べる環境づくりに力を入れており、奨学金制度はその一環です。今後の展開にも注目が集まります。詳細は公式ホームページで随時更新される特集をご覧ください。